天王寺公園でバードウォッチング2011/04/03 23:44

 4月1日、お昼ごろ、天王寺公園で2時間ほど、バードウォッチングをしました。天王寺公園は東京では上野公園を少し小規模にしたような場所です。上野動物園に対して天王寺動物園が同じエリアにあります。大衆演劇や庶民の娯楽では浅草に似た新世界が隣接しています。上野によく似ています。
 そんな場所なんで、だれも鳥見などする場所ではないのですが、あえて何種類いるかなあと歩いて見ました。予想通り少ないです。

 カワウ、コサギ、アオサギ、カルガモ、キンクロハジロ、キジバト、ドバト、コゲラ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、ツグミ、ウグイス、シジュウカラ、メジロ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラスの18種でした。
 タカspが高い高い上空で暫く円を描き、やがて去って行きました。

 上野公園の不忍池でカモ類を観察したことがありますが、うらやましいほどの種類が見られますね。天王寺公園では留鳥のカルガモ以外を見ることはほとんどありません。

ステルス戦闘機の予算要求を延期せず2011/04/05 19:34

 防衛省は、新戦闘機の機種選定を予定通り進め、予定通り来年度予算で要求する方針を変更しない、と表明。

 5日のasahi.comによると「防衛省は5日、F4戦闘機の後継となる次期戦闘機(FX)の機種選定について、納入企業や外国政府向けの説明会を13日に開催することを官報で公告した。東日本大震災後も、年内の機種決定と来年度予算での予算要求という予定は変更せず、手続きを進める。」。

 東日本大震災での被害額は25兆円を越えるとも言われていて、災害復旧、復興のための資金捻出のため、こども手当ての上乗せは取り止め、高速道路無料化も取り止め、法人(企業)減税5%も取り止めなどがほぼ決まっている。更に復興目的の赤字国債を発行して日銀が引き受けるという禁じ手まで論じられている。そのさなかに、この役所は上記のような判断を示している。

気象庁が放射性物質拡散シュミレーション公表2011/04/05 23:17

 IAEAからの要請で気象庁が作成、IAEAに提供していた福島第一原発から1ベクレルの放射性物質が仮に放出された場合の拡散予測を極東アジアの地図上にプロットした資料をHP上で公表した。

 気象庁のホームページ上に公開されている資料(英文)を今、読みました。

 (1)IAEAからの要請は毎日、FAXで気象庁に送られています。1回目のFAXは、地震発生後、福島第一原発で冷却機能が失われたことが分った3月11日09:29(UTC)=18:29(JST)に送られてきました。

 IAEAは驚くべき速さで事故の重大性を認識して行動を起こしています。要請回数は4月4日までに23回を数えます。当初は1日平均2回も要請文が届いています。IAEAが当初から地球規模での汚染の広がりを切迫感を持って心配していたことが分ります。

 (2)放射性物質の拡散は、日々大きく変化する気象状況(地表からの各高度での風向、風速)によって強く影響を受けるということをシュミレーション結果は示しています。発生源の福島第一原発を中心にコンパスで同心円を描いて20キロ圏内は避難指示、20~30キロ圏内は屋内退避指示とか、距離だけで機械的に危険度を判断するのはナンセンスだということです。

 海洋への放射性物質の流出と意図的投棄によって海水汚染の進行が明らかになっていますが、大気圏同様に海洋での汚染の広がりをシュミレーションする必要があります。ただ、海中の各地点での深度別の海流の観測データなどないので大雑把な予測しか立てられないでしょう。

 (3)シュミレーションは福島第一原発のある北緯37.4206度、東経141.0329度の地点で、1ベクレル(1e+12)のヨウ素131が放出されたという前提で計算されています。放出地点の高さについては当初100m~500mの前提でしたが、後半は20m~500mになっています。放出から72時間後まで経過を追って広がりを予測しています。

 前提が架空の放射線量だから一般に公表しても意味がないとか誤解を招くとかの理由で非公表にしていました。しかし、気象条件によって、ある時は、すべて太平洋上に向かって広がり日本列島には広がらなかったり、あるいは日本の太平洋岸沿いに広がって行って72時間後には朝鮮半島、中国東岸、台湾にまで達する場合もあるなど様々です。放射性物質の拡散と被害の広がりを予測して対策を考える上で大気の流れが一番重要なファクターであることを示しています。IAEAへの報告書は広く国民や世界の人々が知るべき情報です。

原発推進の旗振り役たち、国会で陳謝2011/04/07 12:29

 asahi.comによると 「原発問題を国会で追及してきた吉井英勝衆院議員(共産)が質問。原子力安全・保安院の寺坂信昭院長は昨年5月の同委で、電源喪失は「あり得ないだろうというぐらいまでの安全設計はしている」と発言していたが、この日は「当時の認識について甘さがあったことは深く反省をしている」と述べた。」

 寺坂信昭院長(57)は東大経済学部卒業後、94年に通産省資源エネルギー庁課長就任後、経済産業省へ改編後もエネルギー畑で役所の階段を上り、09年7月から原子力安全・保安院院長。

 さらにasahi.comの続きを読むと 「法廷証言などで電源喪失の可能性を否定してきた班目春樹・原子力安全委員長は「事故を深く反省し、二度とこのようなことが起こらないようにしたい」と答えた。」

 班目春樹委員長(63)は東大工学部卒業後、大学院を経て、72年に東芝に入社したが、75年に東大工学部に戻り、90年東大工学部原子力工学研究施設教授、10年4月から内閣府原子力安全委員会委員長。

 asahi.comの続きは 「同様の見解を示してきた前原子力安全委員長(現・日本原子力研究開発機構理事長)の鈴木篤之氏も「国民の皆様に大変申し訳ないと思っている。痛恨の極み」。電源喪失の事態に備えてこなかったことは「正しくなかった」とした。」

 鈴木篤之日本原子力研究開発機構理事長(68)は東大工学部卒業後、大学院に進み86年東大工学部教授、02年から内閣府原子力安全委員会委員、07年から内閣府原子力安全委員会委員長を務めた。


 原発は絶対安全と言い続けた原発推進の旗振り役だった人たちが安全性を担保する機関のトップに就いている。原発の安全性と危険性について国民の立場にたって科学的に公正・公平に意見を述べてくれる専門家が少なくなりました。

インテルの新チップセットH67でPC組立2011/04/10 22:27

 年初に発売されたインテルの6シリーズチップセットH67Express、P67Expressにバグがあって回収騒ぎになっていた。バグを修正したB3リビジョンチップセットを搭載したマザーボードが3月中旬から各ベンダーから発売が再開された。本命のASUS製マザーボードの発売を待って購入した。
ASUS P8H67-M PROマザーボード
 6シリーズチップセットがサポートするCPUは開発コード名Sandy Bridgeと呼ばれる第2世代インテルコアプロセッサーたち。第2世代Core i7,Core i5,Core i3プロセッサーは演算速度を下げないで省電力性能が大幅に向上している。CPUソケット形状も変更になりLGA1155と名称も変更。
 今メインで使っているPCは、すでに組立後7年経過している。インテルCeleron 2000MHzCPU搭載マザーボードで、ネットワーク関係の作業には差し支えないが、書籍の電子化でPDFファイル化と同時にOCRによるテキスト化処理も考えており、もう少しPCの演算処理速度を上げる必要があった。
 ASUSからマザーボードの再発売が3月下旬に再開されてすぐにH67チップセットを搭載したマイクロATXマザーボード「P8H67-M PRO」とCPU「Core i5 2400S」とメモリー「DDR3 1333 2GB × 2」を同時購入した。
 チップセットのH67とP67の違いは、H67がCPU内蔵のGPU(GRAPHIC処理装置)を利用できるのでグラフィックカードを用意しなくてもPCが安価に作れるのが利点、一方、P67はCPUをオーバークロック操作できるので極限まで高速なPCを作りたいマニア向き。
Intel CORE i5 2400S
 Core i5 2400Sプロセッサーは、Core i5シリーズの中で電力消費が最小の65Wが決め手となって選択。
 インテルのCPUとASUSのマザーボードの組み合わせは、割高で最も保守的な選択だが、20年以上PC互換機を組み立ててきた経験から、トラブルを避けるリスクが最も少ない組み合わせと考えている。
 購入価格はP8H67-M PROが¥16,980円、CORE i5 2400Sが¥13,980円だが、マザーボードとCPUの同時購入で¥2,000円引き制度の店だったので合計28,980円
CFD DDR3 1333 2GB 2枚
メモリーは店員に一番返却率の低い物はどれかと聞くとCFDW3U1333Q-2G(DDR3 PC3-10600 2GB 2枚組)だというので素直に従った。値段も安く2GB×2枚で3,730円だった。なお店員の話ではCFDはバッファローの関連会社だそうだ。

高価だった16年前のPCマザーボード2011/04/11 15:13

 久しぶりに最新のマザーボードを購入してPCの組立を始めた。一方、部屋には古いマザーボードが捨てられずに山積み状態。箱を開けて見てみると当時の領収書も入っている。マザーボードを幾らで買ったか記憶になかったが、今、領収書を見ると4万円以上とわかり驚いた。
95年購入マザーボードの領収書
16年前の95年7月に購入したマザーボードPCI54IT/Sが、¥39,800円+消費税3%が付加され¥40,994円也。
マザーボードPCI54IT
PCI54ITはTMC製の75MHz~200MHzのPentium対応マザーボード。外部キャッシュメモリーを搭載することで高速化できる設計。当時のPentiumに内部キャッシュは無かった。外部キャッシュメモリーがまた相当高価だった。やはり領収書によるとPCI541T用Pipelined Burst Cache Module 256KBに¥17,300円支払っていた。
キャッシュモジュールPB256K
CPUはインテルのPentium互換のIDTのWinChip200MHzを搭載している。もうIDTというメーカーのことも記憶にないが1997年にWinChipという内部クロック66MHz、外部クロック200MHzのCPUが存在したことは間違いない。
idt WinChip 200MHz CPU
この石が幾らしたか記録は無い。15年前のPC互換機の作製費用は、今の3倍ぐらい掛かったようだ。しかも演算速度は今より2桁遅かった(100分の1以下)。PCは高性能化とコスト低下が同時進行してきた。コンピューター関連産業でもハード分野の利益は限りなく低下する。米国はCPUのデザインを押さえて利益を確実に出せるが、日本は、周辺デバイスの製造だけを担って利益はまるで出ない構造になっている。

22年前、米国ロスで買ったPC2011/04/11 22:43

 1989年3月、中米出張の帰りに、発売直後のMacintosh Ⅱcxを手に入れる目的でわざわざロスアンジェルスに立ち寄った。リトル東京に宿を取り、ホテルのコンシェルジェに頼んでappleショップに電話を掛けまくってもらった。30分も電話でⅡcxの在庫がないか聞いてもらったがどこにもまだなかった。土曜日の午後で閉めているショップが多かった。
 1泊2日の滞在なので、あきらめきれず歩いて探そうと街に出た。appleを置いている店は見つからない。そのうち日が暮れてきた。手ぶらで帰国するのも納得できず、代わりにTandy Radio Shackで購入したのがこのマシン。当時、米国で当たり前に使われていたIBM PC/AT互換機である。Tandy 2500SX/20 HARD DRIVE。CPUはインテルの80386SX。日本円で17万円ぐらい払った気がする。
 なお、IBM PC/ATとは、IBMが1984年に発表したインテルのCPU80286を乗せOSにPC-DOSを採用したパーソナルコンピュータのことで、マシンの仕様書を広く公開したので、その互換機が様々なメーカーから安く開発され世界中に普及した。
Tandy 2500SX/20
 シャーシーを開いたところの写真だが、CPUはIntelの80386SXからCyrixのCx486SLC2に換装している。昔、80386SXをCx486SLCに付け替えるのが流行したのだ。大ブームになった。みんな早さに飢えていたんですね。
 浮動小数点演算素子Cyrix FasMathチップまで搭載している(下の写真、右側)
Cx486SLC2に換装
 付け替えるといっても、80386SXはソケットに刺さっているのではなくて半田付けされているのだから、事は簡単では無い。80386SXの周囲に出ている足が各辺25本、4辺で100本あり、100本足の半田を一気に溶かして外さなければならないのだ。
特別な半田ゴテを秋葉原で購入した。半田ごてはHAKKOのNo.924で55Wと熱量が多く先端のコテ先をネジで取替え可能な構造。使う前にコテ先には半田をたっぷり乗せておく。CPUの足と密着性を高めて同時に熱が伝わるようにするため。
CPU換装のために買った半田ごて
 ピンの間隔が0.635mmでピンとピンの隙間が0.2mmしかないので、486SLCの半田付けは困難と思うでしょうが、意外と簡単なのだ。80386SXを外した後を綺麗にした跡地に、486SLCを正確に置き、テープで動かないように固定する。その後は、ピンとピンの間が半田で短絡してもかまわないのでたっぷり半田を乗せてしまう。その後、純銅製の紐をピンの上に置いてコテで暖めながら吸い取っていく。緑色のレジストされた部分は半田がくっ付いていないので銅の半田吸い取り紐に吸収され、銅色のランド部分だけに半田が残る。ご覧のようにプロ並の仕上がりとなる。

Cyrix Data Sheet
サイリックス社のCyrix Cx486SLC(右)とCx486DLCのデータシート。486DLCはソケットにさして使うタイプ。

第2世代CoreProcessorPC組立完了2011/04/15 17:01

 メインで使っているパソコンは7年前に組み立てたもの。能力不足が顕著になって、更新するタイミングを昨年夏から辛抱強く見計っていた。今年2011年に入って、インテルから第2世代Coreプロセッサーと6シリーズチップセット搭載マザーボードが出た。電力消費が大幅に押さえられ、尚且つ処理速度は遅くないというか速い。時代のニーズに沿った、私のニーズにもぴったりのCPUの登場で、組立に動こうとした矢先、チップセットのSATA関係のバグで回収騒ぎが起こり、発売再開を待っていた。3月中旬から各マザーボード・ベンダーから再発売が始まった。

 今回、使用するケースは5年前、組み立てたもののハードディスクが読めなくなるトラブルが続き、原因究明のため各種パーツの交換など注力したが、トラブルは解決せず放置していたマシン。ケース、電源、DVDドライブ、OS(WindowsXP)は流用するつもりなので費用は最小で清みそう。今回、購入したマザーボードP8H67-M PROは、CPU内蔵のGPUを使うのでグラフィックカードも不要。用意したのは、マザーボード、CPU、メモリーカード、HDDの4点で済ませるつもりだった。

 しかし、最近の電源は随分進歩しているらしい。電力変換効率の規格80PLUSというのがあって、負荷50%時の変換効率90%のゴールド、88%のシルバー、85%のブロンズ、80%のスタンダードと認定機関から認証を取った電源が売られている。電源は大切なのはよくわかっている。電源の中で、経年変化で故障しがちなのが大容量コンデンサー。信頼性の高いコンデンサーを使っているかどうかも大事な点。コンデンサーの焼損で煙が出た経験が2度もある。
 ケース購入時に付属してきた5年前のノーブランド電源は、+12Vが4ピン、ATX電源が20ピンだが、最近は、+12Vが8ピン、ATX電源が24ピンに増強されている。4ピンと20ピンでも使えないことはないのだが、今回は80PLUSブロンズ認証取得の630W電源を購入した。
パソコン用電源は従来、メドゥーサの髪の毛のごとくHDDなどのためのコードがごちゃごちゃに出ていて絡み合って美観を著しく損ねている上に、内部の風通しも妨げていた。今回購入した電源は+12VとATX以外は、プラグインケーブル方式で必要な数だけ本体にケーブルの端を差し込んで使う。不用なケーブルがケース内に溢れることがない。

 パソコンの組立を自作と呼んでいるようだが、自作というほどのものではない。プラモデルの組立のように決まった場所にパーツを挿していけば出来上がる。極めて簡単な作業だが、約束事がいくつかある。(1)静電気対策。パーツ類は静電気に弱い。静電気を発生しやすい服装は避ける。組立前に大きな金属を触って体の静電気を逃がす。パーツを持つとき接点部分をつかまない。(2)ネジ回しは押す力が7割で回す力が3割。強く押し付けながら回さないとねじ山をつぶす。全てのネジは強く締めすぎないこと。ネジを締めていって抵抗感に出会ったら、あとほんのわずかだけ締めて終える。(3)組立に使うネジは、インチネジJISネジが混在する。PCケース、電源ケース、空冷ファン、HDDなどはインチネジを使うが、日本で開発されたFDD、光学ドライブ(CD・DVD・BD)はJISネジである。例外もあるので、JISネジ穴に力任せにインチネジをねじ込まないこと。スムーズにネジが入らないときはネジ穴と合っていないのではないかと疑うこと。またHDDや光学ドライブの固定に使うネジは長さ5mm以下のものを使う。長すぎると内部の基盤に接触する危険あり。(4)マザーボードをケースに取り付けは、スペーサーと呼ばれる金属ネジをケースの金属板に立てて、その上にマザーボードを乗せてネジ止めする。マザーボードのアースとケースの金属部分を同電位にするためスペーサーも金属を使う。絶縁してはならない。例外的に絶縁しなければならない止め穴が存在するマザーボードも過去にはあった。同電位に保つことでマザーボードから放射されるノイズを軽減する。

P8H67マザーボードでPC組立
 電源とマザーボードとCPUとメモリーだけを組み込んだ状態。この段階で電源を入れる。マザーボードにCPUとメモリーが正しく取り付けられ、電源が正しく供給されていたらモニターディスプレーにはBIOS画面が表示される。HDD、DVDドライブなどずべてのパーツを組み込んでから電源を入れて障害が出た場合。原因特定に時間が掛かる。一歩一歩確認しながら組み立てるのがお勧め。DVDドライブはIDE接続、HDDはSATA接続。最近のマザーボードの中にはIDE接続インタフェースを持たないものも。

 最近のマザーボードにはFDD用の接続インタフェースが存在しない。OSのインストールはDVDドライブから行うことになる。DVDドライブを接続して電源を入れる。BIOS画面で接続成功が確認できる。次にHDDを接続して再び電源を入れる。これもBIOS画面で接続が正しく行われているか確認する。

 次は、OSのインストール。私の場合、マザーボード交換前に使っていたWindows XP SP2のディスクを使ってインストール。マイクロソフトのダウンロードサイトにSP3のCDイメージファイルがあるのでダウンロードしてCDに焼いておく。SP2インストール直後にSP3のCDを使ってアップデートする。次にマザーボード付属のドライバーを収めたディスクを使ってWindows XP用ドライバーを全てインストールする。ドライバーインストール前に出ていたシステムのプロパティ内のデバイスマネージャーのエラー表示が全て消えている。これでPCは完成した。

 今後、追加で必要と感じているのは、地震と停電に備えてUPS(無停電電源装置)だ。HDD書き込み中に突然電源が落ちたり、ACが不安定で瞬間停電が起こって、データが失われる事態に備えたい。USB3.0接続の外部HDDを増設して定期的にバックアップを取ることも必要だろう。HDDイメージ全体をバックアップするソフトがあり、HDDがこわれても新しいドライブにOSシステムを含めて復活できる。RAID5や10でHDDの故障に備える手法はHDDの数が増えるだけ電力使用が増えるし騒音、発熱、重量が増えるので採用しなかった。

掛かった費用
マザーボードP8H67-M PRO と CPU Core i5 2400Sを合わせて¥28,980円
メモリー CFDのW3U1333Q-2G 2枚組 ¥3,730円
HDD シーゲート ST31000524AS (1TB SATA6.0Gb/s) ¥4,770円
電源 玄人志向 KRPW-P630W/85+ ¥6,980円
合計 ¥44,460円で最新、最強に近い省エネパソコンが手に入った。
3Dゲームなどにまったく興味がないので電力無駄遣いの高速ビデオカードなども不要だし、ベンチマークを取る必要を感じないほど私には高速マシンだ。

原発は津波にも安全です-文部科学省の副読本2011/04/15 23:03

asahi.comによると文部科学省経済産業省資源エネルギー庁と組んで発行していた副読本に「原発について「大きな地震や津波にも耐えられるよう設計」と記されており」(中略)「副読本は小学校向けが「わくわく原子力ランド」、中学校向けが「チャレンジ! 原子力ワールド」という名称で、全国の小中学校に配布されている。」

 公教育の場に、一方的で根拠のない原発賛美の安全物語を持ち込んでいた文部科学省、文科省に原発推進本を売り込んだ経済産業省外局の資源エネルギー庁には深刻な反省が求められます。
 原発事故対応をめぐってテレビ最多登場の原子力安全・保安院資源エネルギー庁と同じ経済産業省の外局。

自民党時代から原発推進の与謝野馨氏、謝罪拒否2011/04/15 23:39

 asahi.comによると「自民党時代から原発を推進してきた与謝野馨経済財政相が「推進してきたことは決して間違いではない」と発言した」(中略)「福島第一原発事故を受け、与謝野氏は15日の閣議後会見で原発の安全性について「ベストなものをその当時はつくったと確信をしていた」と説明し、謝罪の必要性は「ない」と述べた。」(中略)「これに対し、枝野氏は「自民党政権時代の政策を含めて経済産業省原子力安全・保安院、東京電力、原子力安全委員会の問題点を浮き彫りにする方針だ。」」

 民主党政府の事故対応がもたついているからといって自民党も政権批判をする資格は持ち合わせていないのは明らかです。日本の原発建設を推し進めて、世界第3位の原発国にしたのは自民党政府です。不明を恥じて反省するべきです。