ブルーライトの機内照明、JALの夜間フライト便2016/03/03 23:58

 昨年6月。19:00羽田発大阪行きJAL137便の機内。着陸が近付くと、照明がブルーライトに変わった。深い海の底に居るかのような心の安静をもたらす深い青色。最近は出張の機会も無く、いつからこんなに素敵な照明が取り入れられたか知らないが、精神に潤いをもたらすこの照明の下にもっと長く居たいと思ったぐらいだ。
夜間飛行の機内はブルーライトで

 この機体では、機内WiFi接続でインターネットを利用できるサービスも始まっていた。静止衛星を利用するためのアンテナを機体上部に取り付けているのだと思うが待ち望んでいたサービスだ。

高遠の紅葉は見事でした2015/11/20 00:54

 長野県伊那市の高遠城址公園に紅葉を見に行ってきました。桜の名所として知られる高遠城址公園ですが紅葉も見事なものでした。
 あいにく、雨に見舞われ傘をさしての見物になりました。逆に写真では、カエデの葉が雨で濡れたため、黄色から赤色への変化を調子が飛ぶことなくしっとりと表現できたと思います。
高遠城址公園の紅葉

高遠城址公園の紅葉

高遠城址公園の紅葉

高遠城址公園の紅葉

高遠城址公園の紅葉

高遠城址公園の紅葉

 写真はノートリミングで、解像度は横1280ピクセルに処理しています。

 よろしければパソコン画面の壁紙に使ってください。

トナカイの缶詰を開ける2014/08/04 23:40

 2年10ヶ月前にフィンランドのヘルシンキ市内で買ったトナカイの缶詰、物珍しさで買ったものの、日本に戻るとそれほど食指も動かず放置していた。製造日を調べると缶詰裏に030811:030814と印字されている。製造日と賞味期限ではないだろうか。今日は、2014年8月4日である。こりゃあ、食べなければなるまい。
トナカイの缶詰
 缶詰の内容説明らしい文章が側面に3ヶ国で書かれているがいずれも知らない言葉だ。表面にEstoniaの文字が読める。エストニアで製造された缶詰をヘルシンキで買ったらしい。
 缶詰のプルトップを引き上げる。トナカイの肉が現れる。
トナカイの缶詰の蓋を開けた
 肉を少し削り取って食してみる。コンビーフに似ているが、味が少し異なる。かなり異なると表現したほうが良いか。強い酒のアテにするのがよさそうだ。それもウォッカが向いていそうだ。キャベツの上にトナカイ肉のコンビーフを少し載せて、熟成ウォッカ「スタルカ」を傍らに置き、晩酌前にまず写真をパチリ。
トナカイの缶詰肉を肴にウォッカを飲む
 この組み合わせはなかなか良い。食が進む、いや酒が進む。何杯も一人で乾杯を重ねた。

あべのハルカス展望台から夜景を見ました2014/03/04 01:30

 日本一の超高層ビル「あべのハルカス」展望台から夜景を見るツアーに参加しました。300mからの夜景は「あっ」と声が出そうになる絶景でした。

3月3日、あべのハルカスの展望台「ハルカス300」へ入場するためのチケットです。ツアー参加者一人一人にゲート直前に配られました。
ハルカス300(展望台)入場券 3月3日付け


16階で60階行きエレベーターに乗り換える。チケットのバーコードを入口でチェックしてゲートを通る。
あべのハルカス展望台へは16階でエレベーターを乗り継ぐ

16階から60階へ往復するエレベーターに乗り込む我々ツアー団体客。
あべのハルカス16階で60階行きエレベーターに乗り込む

16階80メートルから上昇を始めるエレベーター。ガラス越しに外を見ると60階300メートルまで光の帯が続いている。このイルミネーションを見上げながら超高速エレベーターはあっという間に60階へ運んでくれる。
あべのハルカス16階から60階へエレベーターは超高速であがる

60階でエレベーターを降りるといきなり眼前にきらめく夜景が飛び込んで来た。
あべのハルカス60階でエレベーターを降りると目の前に広がった夜景

59階のショップで売っていた「あべのべあ」。クマの縫いぐるみだが、どちらから読んでも「あべのべあ」。空色に雲がたなびく。
あべのハルカス59階のショップで売っていた「あべのべあ」

北西方向の夜景。右側は北上する谷町筋。左下の暗がりは天王寺公園。
あべのハルカス展望台から北西方向の夜景を見る

鹿島灘を飛ぶコアホウドリ2013/05/20 22:22

 船は鹿島灘を行きます。
 茨城県鉾田市沖40キロの海上です。
 貨物船の姿をよく見かけます。
 コアホウドリがグライダーのように早朝の空を滑空しています。
鹿島灘を飛ぶコアホウドリ
 コアホウドリは北緯28度~55度の北太平洋を生息地域にしていて繁殖時期を除いて一生を大海原で過ごします。羽を伸ばすと2メートルにもなりますが、この大きな海洋で仲間と出会う機会はほとんどないでしょう。日本のレッドデータブックで絶滅危惧ⅠB類に分類されているほどです。常に群れているのが常態の人間なら孤独に耐え切れず死んでしまいそうです。
 コアホウドリとほぼ同じ北太平洋を生息地域にしているアホウドリ科の鳥は、アホウドリ(Diomedea albatrus)、コアホウドリ(Diomedea immutabilis)、クロアシアホウドリ(Diomedea nigripes)の3種です。

房総半島沖に海鳥オオミズナギドリの巨大な群2013/05/15 17:43

 東京湾を抜けて房総半島南端沖10キロを航行する船の南側に夕陽を受けて白く光る海鳥オオミズナギドリの巨大な群が出現した。
 一体、何千羽居るのだろうか?数え切れない鳥の群とはこういう状態だろう。
房総半島南端沖でオオミズナギドリの大群に遭遇

 想像だが、夕方だから巨大な群が出現したのではないだろうか。昼間は分散して採餌活動に励んで夕刻には集団を作ることで安全に眠るのではないだろうか。いつも観察している都会で暮すカラスやアオサギの行動パターンから類推してそうではないかと思った次第。

 オオミズナギドリは、小笠原諸島や火山列島で繁殖し、東京湾を出ると春から秋に掛けて最も一般的に見られる海鳥。翼開長(翼を広げた時の長さ)は約100センチ。

「軍港ヨコスカ」をうろうろ歩き(4)2013/05/11 21:12

 「軍港めぐり」と「ドブ板通り散策」と明日の準備の各種買物を済ませるともう夕暮れ時になっていました。

 夕飯は「軍港めぐり」乗船場の近くにあったアジアンキッチンサワディーというエスニック料理のレストランに入りました。

 タイのシンハービール付きおつまみセットAを注文しました。生春巻き、ローストチキン、キュウリのソムタムの3品です。
生春巻き・ローストチキン・キュウリのソムタム3品とシンハービールのセット

 お昼が重たい食事だったので夕食は軽めにしました。
インドネシア風ナシゴレンにローズピーチ&マンゴージュース付きを注文しました。ナシゴレンはマレー系の焼き飯です。
ナシゴレンとローズピーチ&マンゴージュース


 レストランを出てホテルに戻るため歩道橋に上るとヨコスカ軍港が目の前です。よく見ると暗がりに潜水艦も停泊しています。
 明治以来、帝国海軍の軍港だったヨコスカ。敗戦後は米国海軍の軍港に当然のように置き換わったヨコスカ。その姿が今、目の前にあります。今日半日、貴重な観察ができました。
ヨコスカの黄昏時 中央ピンクの建物がステーショングリル。その背後に軍港めぐりの乗船場がある。

「軍港ヨコスカ」をうろうろ歩き(3)2013/05/11 20:26

 ヨコスカの「ドブ板通り」商店街では、米軍関係者でけでなく日本人観光客も呼び込みたいと努力しているようです。通りの路面にヨコスカと関係の深い有名人の手形レリーフを埋め込むこともその一つの表れです。

 予め手形レリーフの事を知っていた訳ではないのですが、“うろうろ”歩きを続けていて、足元にレリーフが埋め込まれているのに気が付きました。

 気が付いてシャッターを切ったのは手形レリーフ全体のごく一部です。
ドブ板通りの銘版には横須賀・本町の正式名も記述
ドブ板通りの下水溝の蓋にはトランペットの図 ドブ板通り 田島令子の手形レリーフ ドブ板通り 渡辺真知子の手形レリーフ ドブ板通り 日野晧正の手形レリーフ ドブ板通り 福原彰の手形レリーフ ドブ板通り 阿川泰子の手形レリーフ

「軍港ヨコスカ」をうろうろ歩き(2)2013/05/11 14:33

 横須賀と言えば巨大な規模のアメリカ海軍基地。ヨコスカとカタカナ表記の方が似つかわしい。
 戦前の帝国海軍基地が敗戦で米国海軍基地にそっくり入れ替わった。

 戦前、商店街を流れるどぶ川の上に海軍工廠から譲り受けた鉄板を敷き詰めて“臭い物に蓋”をしたのでドブ板通りと呼ばれるようになったそうだが、戦後はすっかり米軍相手の店に置き換わった。もう「ドブ板」の痕跡は無く石畳の町並みになっている。

 「ドブ板通り」を“うろうろ”歩きしながらスナップショットしてみました。

ドブ板通り ミリタリーファッションの店Fuji

ドブ板通りも旧海軍の街から戦後は米海軍の街に取って代わった

ドブ板通りの不動産屋は米軍関係者が客筋 ドブ板通りのショットバー ベランダにめぐらした豆電球が夜は怪しく点滅するのか

ドブ板通りのスナック、昼間はシャッターを下ろしている

ドブ板通りのバー、やはり昼間はシャッターを下ろしている

ドブ板通りには米軍関係者だけを客筋にした店が多い

ドブ板通りのiPhoneやiPadの修理屋も米軍関係者のみを客筋にする

ドブ板通りの不動産屋はどこも客筋は米軍関係者

ドブ板通りのカジュアルファッションの店は米国旗を天幕に描いて米軍関係者にアピール

ドブ板通りのスナック ポップな壁面デザインが目を引く「SNACK YOKOSUKA」は営業していないようだ

ドブ板通りには場違いな延命地蔵尊。隣はライブハウス

ドブ板通りの山側は崖になっている。山の上には女子中学校が建っている。 ドブ板通りの山側には崖があり、山の上は住宅街

ドブ板通りの写真館 日本人妻と和服姿で「思い出を形にのこしてみませんか?」 ドブ板通りのバー 赤と藍色の強烈な色使いの店

「軍港ヨコスカ」をうろうろ歩き(1)2013/05/10 18:28

 久里浜港(神奈川県横須賀市)から早朝乗船することになり、しかたなく一番近い都市である横須賀市の京急・汐入駅前のホテルで一泊しました。

 敗戦後、横須賀には米軍が駐留するようになり、米国海軍の一大拠点になっていることは知っていましたが、足を踏み入れるのは初めてです。

 宿泊ホテルからは徒歩数分以内に「YOKOSUKA軍港めぐり」の遊覧船乗り場があり、過去には米軍兵士相手の酒場が並んでいたらしい有名な「どぶ板通り」も目の前にあります。

 再び横須賀に来ることはないだろうと思うと、できるだけ見てやろうとその付近をうろつくことにしました。

 予約していたホテルのフロントは皆さん笑顔が素敵でした。ここで「軍港めぐり」の遊覧船乗り場の場所を尋ねると乗船券をフロントでも販売していました。券を買って真っ直ぐ乗り場に行き乗船予約を入れました。「軍港めぐり」は人気で早めに行かないと乗れないこともあるとホテルで聞いていたからです。1時過ぎに2時の便を予約して、近くで昼食を摂れる場所を探しました。

 乗船場所の近くにアメリカンテイスト溢れるレストランがありました。「Station Grill」です。ロースト・プライム・リブ150gを注文しました。米国産の肉を使っていると思い込んでいたのですが、いまホームページを見るとプライムリブは国産高級牛肉のリブロースを使用し数に限りがあるので予約してくださいと書かれています。4週間低温熟成させた肉を低温で4時間あぶり焼きするとのこと。同店の看板メニューです。
ヨコスカ 絶品のプライムリブロース
 いま思い出しても生唾が湧いてくるほど絶品の味でした。しかし頻繁に食べると肥満体に成ること間違いなさそうです。

 2時から小一時間の港内めぐりではガイドさんから軍艦についての詳しい説明が続きました。軍事オタクではないので大半の話は忘れてしまいました。
 自衛艦の大砲の説明で「ここから富士山の五合目へ打ち込むことができます。鉄の玉が適当な所に着弾すると思っているでしょう?砲弾には誘導装置が組み込まれているので正確にピンポイントで当たります」との話には驚きました。横須賀から国会議事堂に砲弾を正確に撃ち込むこともできそうです。クーデターが起こる?「砲弾一発が1億5千万円もするので実弾訓練はできないそうです」
 原子力空母が停泊していました。「6000人が乗船しているので、入港すると横須賀の人口が6000人増えます」

軍港ヨコスカ 米国海軍イージス艦と自衛隊の潜水艦が停泊 軍港ヨコスカ 米国海軍のイージス艦3隻が並んで停泊 軍港ヨコスカ また別の自衛隊の潜水艦2隻 軍港ヨコスカ 米国海軍の原子力空母が停泊していた
 港内に多数の日米のイージス艦や潜水艦や様々の軍艦が停泊していました。その数の多さには驚かされました。これだけ多くの軍艦の乗員が横須賀で暮らしているのでしょうから、ヨコスカは今も昔も海軍の街なんでしょう。