コミミズクの飛翔姿を壁紙に ― 2017/01/13 23:05
今冬も淀川河川敷にコミミズクが沢山飛来しています。12月21日に初めて観察しました。大晦日にも現地を訪れると21日に比べて、その数も増えてまだ明るい時間から広範囲を大胆に飛び回っています。
なぜここにコミミズクが集まることになったのか?
14年3月、河川敷で営業していたゴルフ場が閉鎖した。13年の大水害の影響が大きかったようです。その跡地は淀川河川事務所が管理することになったが、跡地利用計画が確定するまで、立ち入り禁止のロープが張られただけで放置されている。ゴルフ場の閉鎖が突然だったため跡地利用計画の確定には時間がかかるそうです。広大な原っぱが立ち入り禁止で残され、野ネズミなどの餌を捕るのに絶好な場所になったようです。
今年で3回目の冬を迎えました。ゴルフ場跡地にも雑草が生い茂り、コミミズクも餌を捕るのに苦労しているのではないでしょうか。これだけ多くのコミミズクが一か所に集まるのは珍しいことだそうです。
フィルム時代に比べ飛躍的に性能を向上させたカメラを手にしていると簡単に1000コマ程度はシャッターを切ってしまいます。後の整理も時間がかかります。その中から何枚かをPCモニターの壁紙にしました。自宅で使っているモニターの解像度に合わせて2560pix×1440pixにしました。横幅のトリミングはしていません。天地だけをカットしています。
Windows10では一つのフォルダーに複数枚の画像ファイルを入れておくと指定時間でスライドショーのように壁紙が切り替わっていきます。
ウグイスの初鳴きに思う ― 2016/03/24 10:45
今朝、午前5時5分前、枕元でウグイスがホーホケキョと鳴き始めた。枕元と言っても屋外だがまるで耳元で鳴いているように聞こえる。
1月から庭にウグイスはやって来ていたが、冬の間はチェン・チェン・チェン・チェンとスズメのチュン・チュンよりは硬くて特徴の少ない音で鳴いていた。ウグイスがホーホケキョの練習を始めたのは数日前から。ホー・ホーしばらく間を空けてケキョと苦しげに搾り出していた。
今日はかなり上達している。桜の開花とぴったり時期があっている。
ずいぶんと昔、学校で「春眠暁を覚えず、処処に啼鳥を聞く」と漢文の時間に教わったことを思い出した。
1月から庭にウグイスはやって来ていたが、冬の間はチェン・チェン・チェン・チェンとスズメのチュン・チュンよりは硬くて特徴の少ない音で鳴いていた。ウグイスがホーホケキョの練習を始めたのは数日前から。ホー・ホーしばらく間を空けてケキョと苦しげに搾り出していた。
今日はかなり上達している。桜の開花とぴったり時期があっている。
ずいぶんと昔、学校で「春眠暁を覚えず、処処に啼鳥を聞く」と漢文の時間に教わったことを思い出した。
春近し、梅が開花し、野鳥の動きも活発化 ― 2016/02/08 11:27
昨日、クロツグミが庭に来たのだが・・・ ― 2015/04/07 23:45
青い小鳥ルリビタキが庭に居ついています ― 2015/03/14 22:02
大都市の中心部にある我が家の庭に3日前から♂のルリビタキが居続けています。3日前、庭で草取りをしていたら、目の前に青い鳥が飛び込んできて、こちらも向こうもびっくり。青い鳥は人間との対面に腰を抜かして飛び去りました。めったに庭に出ないので青い鳥はもっと前から居ついていたのかもしれません。
昨日は朝から撮影の準備を整えました。雨戸を一枚開けて、そこに迷彩ネットを垂らしてすき間から望遠レンズの先端を覗かせるようにセットしました。この迷彩ネットはメッシュ地なので室内からは外が観察できて、逆に外からは中が見えません。
9時半に青い鳥ルリビタキが出現。半世紀に渡って落ち葉が積もって堆肥になったふかふか土壌の苔に覆われた築山。盛んに地面を突いて何かを捕食しています。昆虫やその幼虫をほじくり出しているのでしょう。好天の下、芝生の広場まで進出してやはり地面を突いています。11時ごろ一旦、姿を隠しましたが午後には再び活発に動いています。3時半ごろが青い鳥の活動のピークです。
昨日は好天に恵まれ、ルリビタキ以外にジョウビタキ、シジュウカラも同じく芝生の上に舞い降りました。こちらもカメラに収めました。
今日は深夜から朝になっても雨が続いています。雨のせいか冷え込んでいます。青い鳥は現れません。出現したのはヒヨドリとスズメだけです。昼になると雨が上がり陽も差すようになりました。メジロが2羽現れましたがすぐ飛び去りました。
午後1時ごろ、ルリビタキが戻ってきました。午後3時半、どんどん近付いてきました。5mほどの距離です。アップでその表情まで撮影できたような気がします。
青い鳥の写真をここに掲載します。
青い鳥は、昨日の観察では午後4時ごろには庭から姿を消します。どこか別の場所、例えば大きな公園とかにねぐらがあるのだと思っていました。今日、午後6時前、暗くなったので、カメラとは別の部屋の雨戸を閉めに行きました。ガラス戸に近付くといきなり驚いたようにルリビタキが飛び出しました。ひっよとしたらわが家の窪んだ片隅が寝床だったのかもしれません。驚かしてごめんね。明日も留まっているでしょうか。
ただ、この地に長く留まらないで亜高山帯や北方の繁殖地に向かった方が青い小鳥にとっては良いことかもしれません。
今日は立冬。ジョウビタキが庭に来た ― 2014/11/07 23:50
今日は立冬。冬の始まりである。
連日、好天が続いている。朝は冷えるが、昼間は太陽が出て暖かい。
弁当を買ってきたが、日向ぼっこしながら庭のベンチで食べるのも悪くない。
やぶ蚊が多く、庭で弁当など考えたこともなかったが、もう立冬だ。蚊も居ないだろう。
裏庭のベンチに座って紫色の花で満開のホトトギスを眺めながら弁当を開く。半分食べたところで箸を落とした。
連日、好天が続いている。朝は冷えるが、昼間は太陽が出て暖かい。
弁当を買ってきたが、日向ぼっこしながら庭のベンチで食べるのも悪くない。
やぶ蚊が多く、庭で弁当など考えたこともなかったが、もう立冬だ。蚊も居ないだろう。
裏庭のベンチに座って紫色の花で満開のホトトギスを眺めながら弁当を開く。半分食べたところで箸を落とした。
家に戻り箸を交換して、今度は表庭の木陰に置かれた陶器の椅子に座って続きを食べる。
野鳥が庭のどこかで囀っている。塀の上の鉄柵に止った。翼に白い斑点が目立つ。ジョウビタキだ。弁当を食べながらじっと待つ。ジョウビタキは雑草交じりの芝生に降り立った。顔が黒い。オスのジョウビタキだ。地面をつついている。食べ物を探しているようだ。カメラも双眼鏡も持っていないので詳細は分らないが、緑色の幼虫風のものを嘴にくわえて地面に叩きつけている。虫を弱らせてから食べようという魂胆か。その後も、表庭の物干しパイプに止ったり、地面に降りたりと、徘徊して、私の目を楽しませてくれた。
ゆっくりゆっくりと弁当を食べ終わった頃、やはりと言うべきか、やぶ蚊がまとわり付いてきた。
慌てて家に退避した。
季節の変わり目 コオロギとヒヨドリの初鳴き ― 2014/09/29 21:50
ヒヨドリの鳴き声が聞こえたのは一昨日の9月27日。28日には表庭の樹木に止ってくずったような声を出している姿を見た。昨日28日からはコオロギが裏庭で泣き出した。虫の鳴き声は秋の訪れがいよいよ確実なものだと感じさせる。今日29日夜、コオロギの鳴き声が2階の部屋まで届く。その声は寂寥感を運んでくる。
京都府最南端、南山城村と笠置町の東海自然歩道を歩く ― 2014/01/29 17:27
京都府の最南端に南山城村と笠置町がある。南山城村は滋賀県、三重県、奈良県と隣接する四県境にも当たる。南山城村から笠置町にかけて木津川沿いに東海自然歩道が指定されていて道標も完備している。川沿いの自然歩道は起伏が少なく楽なハイキングコースにもなっている。最後に体力が残っていれば、急坂の笠置山に登ってもよい。
JR天王寺駅から関西本線・加茂行き快速電車に乗り、加茂で亀山行き普通に乗り換え大河原駅で下車する。大河原駅の跨線橋から見ると、関西本線、国道163号、木津川が平行している。
JR天王寺駅から関西本線・加茂行き快速電車に乗り、加茂で亀山行き普通に乗り換え大河原駅で下車する。大河原駅の跨線橋から見ると、関西本線、国道163号、木津川が平行している。
大河原駅を出て川原に降りる。木津川に掛かる沈下橋を渡る。橋の名前は「恋路橋」。橋を渡って川の左岸を下流へ向かって歩く。
恋路橋を渡って南山城村の南大河原集落を通過する。なぜか南天を植えている民家が多い。実が赤く色づいて花の少ない季節に華やかさを振りまいている。
南山城村と笠置町の境界付近の木津川にはカモ科の水鳥が多く見られる。国道や関西本線が木津川から遠く離れたところを通り、左岸の自然歩道が唯一の道のため水鳥が安心して過ごせるためだと思う。目にした水鳥はコガモ、オシドリ、カワアイサ。自然歩道を歩く人の気配だけでカワアイサ♂が驚いて飛び立った。
まもなく関西電力相楽発電所が対岸に、木津川を堰き止める相楽取水ダムが目の前に現れる。落差3.3メートルと超低落差の発電用ダムだ。発電所の所在地は笠置町有市。
関西本線の橋脚の下を潜り、木津川から一旦離れて関西本線の踏切を渡り飛鳥路集落を通り抜けると、京都の自然二百選に選ばれた布目川沿いの道になる。夏は絶好の休憩ポイントだが、冬は日陰で寒いので素通りする。
再び木津川に戻り、関西電力布目川発電所脇を抜け、関西本線の線路沿いを歩く。対岸には笠置町下有市の集落が見える。左が下流。
笠置町の中心部、笠置橋の手前で川原に降りて昼食のコンビニおにぎりを食べる。10キロほど歩いたので、すごく美味しく感じる。
今回初めて笠置町の中心地からすぐの笠置山に登ってみる。山頂近くから見下ろすと先ほどまで歩いた東海自然歩道が通る木津川の流れが見える。東海自然歩道は笠置山の山頂付近を通過して奈良県へ向かっている。
笠置山の山頂近くにもみじ広場がある。11月にはもみじ祭りが開かれる。この周辺は視界が開けて野鳥の鳴き交わす声もよく聞こえる。一際甲高い声で鳴き叫びながらアオゲラ2羽が木々を移動していく。葉の落ちた桜の樹に止ってくれた。そおっと出来るだけ近付いて撮影。アオゲラは何度も見てはいるのだが写真は撮れていなかった。
再び山を下りて、JR笠置駅へ向かう。列車は1時間に1本なので時間に余裕がある。駅へ向かう道沿いに1月に開いたばかりという手作りのパンとコーヒーの店で休憩。
鹿島灘を飛ぶコアホウドリ ― 2013/05/20 22:22
船は鹿島灘を行きます。
茨城県鉾田市沖40キロの海上です。
貨物船の姿をよく見かけます。
コアホウドリがグライダーのように早朝の空を滑空しています。
茨城県鉾田市沖40キロの海上です。
貨物船の姿をよく見かけます。
コアホウドリがグライダーのように早朝の空を滑空しています。
コアホウドリは北緯28度~55度の北太平洋を生息地域にしていて繁殖時期を除いて一生を大海原で過ごします。羽を伸ばすと2メートルにもなりますが、この大きな海洋で仲間と出会う機会はほとんどないでしょう。日本のレッドデータブックで絶滅危惧ⅠB類に分類されているほどです。常に群れているのが常態の人間なら孤独に耐え切れず死んでしまいそうです。
コアホウドリとほぼ同じ北太平洋を生息地域にしているアホウドリ科の鳥は、アホウドリ(Diomedea albatrus)、コアホウドリ(Diomedea immutabilis)、クロアシアホウドリ(Diomedea nigripes)の3種です。
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