フェリーでヘルシンキからタリンへ ― 2011/10/08 10:43
今日は、ヘルシンキとは海を挟んで目と鼻の先のタリンへ行く日。早朝6時半にフェリー乗り場に着いた。フェリーの出航は7時30分。かなり早く着きすぎた。今回予約しているフェリーはTALLINK SILJA LINE社のSTAR号。ヘルシンキの埠頭は広い範囲に分散しているので自分の乗ろうとしている船がどのターミナルから出るのか調べておかないと船に乗り遅れたりしかねない。次の写真はWest Terminal (Lansiterminaalli)2階のTALLINKチェックイン窓口の様子。詳しくは、TALLINK SILJA LINE社のホームページ参照のこと。行きと帰りの便を予約しておいたほうが安全だと思う。
日の出直後の海を進むSTAR号の前には、ヘルシンキを防御するように島々が点在する。
フェリーSTAR号は、島々の間を抜け、ヘルシンキを背後にして、フィンランド湾を横切り一直線にタリンへ向かって進む。
タリンへは2時間の船旅。船内では無線LANを通じてインターネット接続が無料でできる。接続するとTALLINK SILJA LINE社のホームページがまず表示される。写真はアンドロイド3.2搭載の東芝のタブレット端末AT300。インターネット接続とPDFファイルを見るために持参し、いつも背中のリュックに入れて歩いた。旅行案内書「地球の歩き方」北欧編とロシア編の最新版を購入直後に背表紙を裁断して電子書籍化(PDFファイル)したものをタブレット端末に入れてある。
国際航路のためか、船内には大きな免税店があり、アルコール類、化粧品、菓子類、お土産などを陳列している。ライチョウの絵をラベルに使ったスコッチウイスキーFAMOUS GROUSEが各種並んでいるのを見つけた。鳥のラベルの酒はすぐ買うことにしているのだが、旅は始まったばかり、荷物になるのでまだ買えない。旅の途中で飲むために500mlのポケットびんを買う。
買ったFAMOUS GROUSEのポケットびんをキャビンの窓辺に置いてみる。外の光を通してスコッチの琥珀色がたまらなく美しい。今回の旅でトップテンに入るお気に入りの写真。
エストニアのタリン港へ到着。旧市街の教会の尖塔がいくつも見える。TALLINK SILJA LINE社のフェリーはタリン港のDターミナルを発着する。場所を記憶してから旧市街の見学に向かわないと、タリン港は広いので元の船着場を探して右往左往することになりかねない。
鳥を描いた酒ウイスキーHIGHLAND PRIDE ― 2011/06/21 20:46
鳥を描いたラベルやボトルの酒を買っています。今回、猛禽類を描いたラベルの安いスコッチウイスキーを買いました。
このウイスキーについては不明なことばかりです。製造元が不明です。表のラベルは上から「PRODUCT OF SCOTLAND」、鳥の絵、「HIGHLAND PRIDE」、「Finest Scotch Whisky」、「DISTILLED , BLENDED AND BOTTLED IN SCOTLAND」「FERGUSON & LIGHT GLASGOW G2 5RG, SCOTLAND」と表示されています。FERGUSON & LIGHTが製造元かと思ったのですが、ネット検索で見つかりません。ウイスキーに関する本は各種しらべたのですが「HIGHLAND PRIDE」は見つかりません。
このウイスキーについては不明なことばかりです。製造元が不明です。表のラベルは上から「PRODUCT OF SCOTLAND」、鳥の絵、「HIGHLAND PRIDE」、「Finest Scotch Whisky」、「DISTILLED , BLENDED AND BOTTLED IN SCOTLAND」「FERGUSON & LIGHT GLASGOW G2 5RG, SCOTLAND」と表示されています。FERGUSON & LIGHTが製造元かと思ったのですが、ネット検索で見つかりません。ウイスキーに関する本は各種しらべたのですが「HIGHLAND PRIDE」は見つかりません。
裏のオリジナルラベルは上に輸入元のラベルがべったり貼られていて光に透かしても見えません。輸入元ラベルをゆっくりはがして元のラベルを見ましたが、メーカー情報はありません。「A superb blend of the finest malt and grain scotch whiskies from the highlands and islands.」と書かれています。スコットランドのハイランド地方とアイランド地方で作られた複数のモルトとグレインウイスキーをブレンドして作ったということです。ブレンダーの所在地はグラスゴーですが無名のメーカーのようで詳細は不明です。
ラベルに描かれた鳥の種名も公式にはわかりません。英国の有名な野鳥図鑑「COLLINS BIRD GUIDE 2ND EDITION」で調べてみました。英国スコットランドに生息する猛禽類という条件で探すとRED KITE (Milvus milvus)ぐらいしか見つかりません。日本語ではアカトビでしょうか。尾羽がトビは凹尾なのですが、ラベルの図は角尾に描かれています。それ以外はRED KITEによく似ています。
ウイスキーは、ご覧のようにほとんど飲んでしまいました。千円ほどで買える最安値のスコッチですが、味はスコッチのレベルは保っています。口を近づけるとふわっと香りが迫ってきます。香りに少し薬っぽさを感じましたが、そう悪くはありません。香りにシビアな人以外なら気軽に楽しめるスコッチウイスキーです。それにしても野鳥の名前が確定しないのがすっきりしませんね。
バーボンウィスキー OLD CROW の味 ― 2011/05/01 22:38
カラス(CROW)がシンボルマークになっているバーボンウィスキー「OLD CROW」を今夜、開封しました。シングルで4杯あおっただけで酔いが回ってきました。弱くなったものです。
さてその味ですが、バーボンを各種飲んだことはないので的確な批評はできませんが、バーボンに抱いていた焦げたような風味というのは感じませんでした。繊細な感じではなく、荒々しさは感じました。悪い意味ではありません。安物ウィスキーを飲んだときのまずさはありません。荒っぽいけれど旨い酒です。多少カウボーイのイメージに引きずられているのかもわかりません。
さてその味ですが、バーボンを各種飲んだことはないので的確な批評はできませんが、バーボンに抱いていた焦げたような風味というのは感じませんでした。繊細な感じではなく、荒々しさは感じました。悪い意味ではありません。安物ウィスキーを飲んだときのまずさはありません。荒っぽいけれど旨い酒です。多少カウボーイのイメージに引きずられているのかもわかりません。
鳥を描いた酒 バーボン OLD CROW ― 2011/04/30 22:58
バーボン・ウィスキー「OLD CROW」である。CROWはもちろんカラスである。米国のカラスについては図鑑も資料も持ち合わせていないので種名は分からない。日本のカラスではハシボソガラスに似ている。カラスが麦の穂を掴んで止まっているデザイン。
1835年、ケンタッキー州フランクフォートでスコットランド移民のJames Crow氏が創業した。氏の名前を採ってCROWと名づけられた。氏は1856年に亡くなり、W.A.Games and Companyが名前と醸造所を継承する。続きは米国のWikipediaを読んでください。興味深い話が色々載っています。
1835年、ケンタッキー州フランクフォートでスコットランド移民のJames Crow氏が創業した。氏の名前を採ってCROWと名づけられた。氏は1856年に亡くなり、W.A.Games and Companyが名前と醸造所を継承する。続きは米国のWikipediaを読んでください。興味深い話が色々載っています。
バーボンについては安物のfour Rosesとか高めのJack Danielsとか数種類しか知らないので、味について批評できる能力を持ち合わせていません。
このラベルをよく見ると、白い背景にうっすらと透かしのように絵が見えます。画像処理で絵を無理やり浮かび上がらせました。1800年代の醸造所で、主人か従業員かわかりませんが2人でJAMES CROW WHISKEYと書かれた酒樽を荷車の上によっこらしょと乗せている場面のように見える絵柄が浮かび上がりました。
まだ、開封していません。どんな味だかわかりませんが、焦げたような香の強い野趣溢れるバーボンだったらいいなと思います。照明を落とした部屋で、OLD CROWをストレートでちびちびやりながら、JBLのスピーカーから流れるカントリー&ウエスタンを聞きたいな。
鳥を描いた酒 奄美の杜 アカチョウビン ― 2011/04/30 15:53
酒好きだけど種類にこだわりの無い私は、酒店の陳列棚を見てラベルの絵柄で選ぶ。野鳥を描いたラベルが貼ってあるとすぐに買ってしまう。野鳥が好きで野鳥の会の会員でもある。野鳥好きのあなた、野鳥を描いた酒をコレクションしてみませんか!
手持ちの野鳥を描いた酒を紹介します。
町田酒造の本格黒糖焼酎・奄美の杜のラベルにはアカショウビンが描かれている。奄美大島という場所を考えると亜種リュウキュウアカショウビンだろう。アカショウビンは一度も見たことが無い憧れの鳥だ。
ラベルは日本画家田中一村の作。中身は飲んでしまって空っぽだが、棚に飾っています。焼酎の味を語れるほどの通ではありませんので、中身については触れ無いでおきます。ご自分で確かめてください。
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