鳥を描いた酒 奄美の杜 アカチョウビン2011/04/30 15:53

 酒好きだけど種類にこだわりの無い私は、酒店の陳列棚を見てラベルの絵柄で選ぶ。野鳥を描いたラベルが貼ってあるとすぐに買ってしまう。野鳥が好きで野鳥の会の会員でもある。野鳥好きのあなた、野鳥を描いた酒をコレクションしてみませんか!
 手持ちの野鳥を描いた酒を紹介します。
 町田酒造の本格黒糖焼酎・奄美の杜のラベルにはアカショウビンが描かれている。奄美大島という場所を考えると亜種リュウキュウアカショウビンだろう。アカショウビンは一度も見たことが無い憧れの鳥だ。
鳥を描いた酒 奄美の杜 アカショウビン
ラベルは日本画家田中一村の作。中身は飲んでしまって空っぽだが、棚に飾っています。焼酎の味を語れるほどの通ではありませんので、中身については触れ無いでおきます。ご自分で確かめてください。
鳥を描いた酒 奄美の杜 アカショウビン

小学生の年間被爆線量20ミリシーベルトに疑義広がる2011/04/30 21:20

 4月29日、東大大学院の小佐古教授が内閣官房参与を辞任し、asahi.comによると「小学校などの校庭利用で文部科学省が採用した放射線の年間被曝(ひばく)量20ミリシーベルトという屋外活動制限基準を強く批判。「とんでもなく高い数値であり、容認したら私の学者生命は終わり。自分の子どもをそんな目に遭わせるのは絶対に嫌だ」と訴えた。「通常の放射線防護基準に近い年間1ミリシーベルトで運用すべきだ」とも述べた。 」とのこと。

 今日、NHKテレビで辞任会見を見ると、。「通常の放射線防護基準に近い年間1ミリシーベルトで運用すべきだ」と述べた場面のあと涙を流していたのには驚いた。

 小佐古教授は原発推進派の最右翼と見られていただけに、そのような人物も憤慨する、文部科学省と政府の人命無視の非人道的政策の強行なのか、自民党と歩調を合わせて民主党政権への打撃をめざす行動なのか、判断はつきかねる。

 小佐古東大教授の内閣官房参与辞任はさておき、児童の年間被曝線量を20ミリシーベルトとし、1時間当たり3.8マイクロシーベルトまでなら学校を再開してもよいという文部科学省からの自治体、教育委員会への指示は今後50年間しっかりと記憶に留めて置かなければならない。文部官僚たちの行動は子どもの健康より自分たちの行政遂行上の都合を優先させたものであり、人道への犯罪行為として50年後に裁かれるであろう。

 ICRP(国際放射線防護委員会)放射線作業従事者に対しては年間20ミリシーベルト、5年間で100ミリシーベルトを越えないことまた、5年間で100ミリシーベルト以下であっても、5年間のどの年も50ミリシーベルトを越えてはならないとしている。

 放射線作業従事者以外の一般人に対しては年間1ミリシーベルトを越えないこととしている。

 放射線被爆による人体への影響は確定的影響(因果関係が成立する影響)と確率的影響(因果関係が不明だが、統計的に大きな母集団を比較すれば、被曝者集団と非被曝者集団との間に有意的差異が見出され)に分かれる。確定的影響は、原子炉建屋に突入して毎時1000ミリシーベルトの環境で作業に従事することでもしない限り起こらないが。確率的影響は年間1ミリシーベルト以下でも起こる。放射線被曝量に正比例する。

 50年後に比較すると、福島県の幼稚園・保育園で過ごした幼児が、また小学校で過ごした学童が、他の地域で育った幼児や学童に比べてがん・白血病・遺伝的障害発生率が高くなるのは避けられない。成人を想定している年間1ミリシーペルト以下の指標に対して6歳以下の幼児では5分のⅠの0.2ミリシーベルト以下になるように環境を整えるべきだろう。文部科学省からの指示は、100倍も高い放射線量を子どもたちに浴びさせることになる犯罪的行為である。

鳥を描いた酒 バーボン OLD CROW2011/04/30 22:58

バーボン・ウィスキーOLD CROW」である。CROWはもちろんカラスである。米国のカラスについては図鑑も資料も持ち合わせていないので種名は分からない。日本のカラスではハシボソガラスに似ている。カラスが麦の穂を掴んで止まっているデザイン。
 1835年、ケンタッキー州フランクフォートでスコットランド移民のJames Crow氏が創業した。氏の名前を採ってCROWと名づけられた。氏は1856年に亡くなり、W.A.Games and Companyが名前と醸造所を継承する。続きは米国のWikipediaを読んでください。興味深い話が色々載っています。
鳥を描いた酒 バーボン OLD CROW
 バーボンについては安物のfour Rosesとか高めのJack Danielsとか数種類しか知らないので、味について批評できる能力を持ち合わせていません。
鳥を描いた酒 バーボン OLD CROW
このラベルをよく見ると、白い背景にうっすらと透かしのように絵が見えます。画像処理で絵を無理やり浮かび上がらせました。1800年代の醸造所で、主人か従業員かわかりませんが2人でJAMES CROW WHISKEYと書かれた酒樽を荷車の上によっこらしょと乗せている場面のように見える絵柄が浮かび上がりました。
鳥の描かれた酒 バーボン OLD CROW
まだ、開封していません。どんな味だかわかりませんが、焦げたような香の強い野趣溢れるバーボンだったらいいなと思います。照明を落とした部屋で、OLD CROWをストレートでちびちびやりながら、JBLのスピーカーから流れるカントリー&ウエスタンを聞きたいな。