帰国のためモスクワから中継地ヘルシンキへ2012/02/28 21:37

 フィンエアーのモスクワ-ヘルシンキ-関空便で帰国します。モスクワ発12:50のAY154に乗るため、シェレメチェボ国際空港のフィンエアーカウンターに10:50着を念頭に行動しています。モスクワのベラルスキー駅10:00発のアエロエクスプレスに乗らなければなりません。十分待ちあうように余裕を持ってホテルを出たはずですが、地下鉄ベラルスカヤ駅に着いたら9時40分ごろになっていました。地下鉄駅を出て郊外列車の出るベラルスキー駅に向かいました。なかなかアエロエクスプレスのホームが見つかりません。あせってきました。駅で詳しそうなオフィシャル系の人を探してたずねました。「シェレメチェヴォか?真っ直ぐ行って左へ曲がってトレーチー(3番)だ!」。外へ出て分ったのですが、今まで4番の建物の中に居ました。
 左へ行くと3番の建物がありました。中へ入るとアエロエクスプレスのホームがありました。赤い車体の列車も停まっています。ホットしました。自動券売機で切符を買うのですが、中々ルーブル紙幣を認識してくれません。何度も差し入れては戻されやっと認識してくれました。切符は320ルーブル(800円)です。券売機から出てきた切符はまるでスーパーのレシートです。レジのレシートみたいですが、切符に注意書きがありますように、終点まで捨てずに持っていなければなりません!
アエロエクスプレスの切符

 10:00ベラルスキーを発車して10:35にシェレメチェヴォに着きます。列車を降りて前方へ真っ直ぐ5分ほど進むとターミナルDに着きます。
 ターミナルDはアエロフロートとそのグループ会社だけの専用です。フィンエアーはアエロフロートと同じグループではありませんが、モスクワでの業務をアエロフロートが代行しているのでターミナルDを使用できるのです。
アエロエクスプレスでシェレメチェヴォ空港へ到着

 フィンエアーのカウンター(実はアエロフロートがカウンター業務を代行している)でトランクを預けてしまってから、手荷物をフィルムシートでぐるぐる巻きにするラッピングサービスがあるのを見つけました。最近流行のソフトビニール系トランクですが接着が剥がれて裂け目ができているのです。このぐるぐる巻きを頼みたかったのですが、発見が遅れました。
空港の手荷物ラッピング業

 フィンエアーAY154便への搭乗開始は12:20で離陸までまだ時間があります。客室乗務員がフィンランドの新聞各紙を配ってくれます。International Herald Tribune(ヘラルド・トリビューンの国際版)を選びました。旅の途中ではニュースなどまったく見たり聞いたりしていません。久しぶりに新聞を見ると新鮮です。
フィンエアー機内で離陸前、新聞を配るCA

 ヘルシンキ・ヴァンター国際空港は濃霧に包まれていて全てがかすんでいます。いくら濃霧でも現代の航空機は離発着できるのでしょう(多分)。
 フィンエアーの関空行きAY77便は16:35搭乗開始で17:20離陸です。時間はかなりありますが、ターミナルの免税店で買物をして過ごしました。ユーロは全て使い切っているので買物はクレジットカードで済まします。

お土産は全て口に入れる食べ物と飲み物です。
 フィンランディア(50.5%ウォッカ)1リットルボトル=24.20ユーロ
 “芸者”チョコレート(フィンランドの有名な菓子メーカー)=14.60ユーロ
 トラウト温燻(TROUT HOT SMOKED)=14.57ユーロ
 シニネン・ソーセージ=2.91ユーロ
フィンランドは付加価値税(消費税)が非常に高く23%です。とても買物をする気になれません。空港内の免税ショップでは税金の心配がないので購買意欲が高まります。

 雰囲気のよさそうなバーがあったのでビールを飲みに入ったのですが現金しか使えません。それもユーロのみです。US$はかなり持っているのですが。店のマダムに頼み込んでドルで受け取ってもらい、ソーセージをつまみに旨いビールが飲めました。

 AY77便では、機内食を食べたら寝るだけです。狭いエコノミーのシートですが、うつらうつらしながらも何とか寝ていました。5日午前8時55分、関空到着です。旅は無事終了です。

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