コメを研ぎながら水を考えた2011/02/28 18:19

コメを研ぐのに粟立て器
 コメを研ぐという言い方をする。刃物を研ぐと同じ字を使う。コメを洗うとも、最近は言うようだが、本来はコメを研ぐだ。お釜にコメを入れ、水を入れ、手で押しこする動作を繰り返しコメぬかを洗い流していく。何度も水を替えてぬかを取れば取るほど味は良くなるが、栄養素は失われていく。私は7、8回で終了とする。

 最近は、野菜を洗うプラスチックかごにコメを入れて、泡立て器でかき混ぜて「コメ研ぎ」をしている。コメ粒が金属の泡立て器でこすられ割れる心配をしたが、それほどでもない。冬の冷たい水を避けられ快適にコメ炊きができている。

 コメ研ぎを続けていると時間が生れるので水について思い巡らした。、飲み水を好きなだけ、飲用以外に使える国は、まず無いのではと思う。飲用品質の水を料理だけでなく、洗濯やトイレ水、庭木の水遣りにまで気兼ねなく使っている。水資源国に暮らしそのありがたさを日々考えないが、まともな飲用水が蛇口から出てこない国がほとんどだ。

 水に恵まれない石油資源国に暮らすより、石油の無い水資源国で暮らすほうがどれだけ幸せかわからない。水が豊富だから国土は緑に覆われ、作物は良く育つ。山紫水明の国土こそ最大の財産だろう。

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