咲き誇る庭の花(園芸品種)その3 ハーブ2011/05/10 00:51

 庭ではハーブの仲間も花を咲かせている。すでに紹介してドッグローズもその一つだが、花を咲かせているハーブは、デンタータラベンダーワイルドストロベリーチェリーセージである。

 ワイルドストロベリーは白い小さな花を付ける。花が終わった後、小さな赤いイチゴができる。特に手入れもしていないが、ランナー(地上茎)を伸ばして勝手に増えていく。小さなイチゴだが、ヨーグルトに入れて食べたりしている。ジャムを作ったこともある。
 先日、ヒヨドリのつがいが庭にやってきてワイルドストロベリーのすぐ横に下りたと思ったら首を器用に曲げて葉の下のイチゴをさっと嘴の先に咥えて素早く飛び去った。野鳥の餌にもなっているのだ。
庭の花(園芸品種) ワイルドストロベリー

 デンタータラベンダー(別名、フリンジラベンダーフレンチラベンダーキレハラベンダー)。要するに葉に細かい切れ込みが入り櫛の歯状になっているのだ。育てやすいハーブだ。放っておいても大きな株に育って四季を通じて花を咲かせてくれる。ハーブとしては香は強くなく、もっぱる観賞用だ。
庭の花(栽培品種) デンタータラベンダー

 チェリーセージも香は少なく、花の美しさを愛でる観賞用ハーブだ。薬効を期待するならコモンセージを植えなければならない。コモンセージは鉢植えで何度も枯らしてしまってあきらめている。多湿が苦手なのだ。その点,チェリーセージは日本の気候にも順応して育てやすい。
庭の花(園芸品種) チェリーセージ

咲き誇る庭の花(園芸品種)その4 コデマリ ブルーベリー2011/05/10 16:41

 コデマリは5月の花。小さな白い花が小枝の先に鞠のように丸く集まって咲く様子から小手毬と名づけられた。バラ科シモツケ属。中国原産植物。江戸時代から生け花として、茶室に生けられることも多かった。
庭の花(園芸品種) コデマリ

 ブルーベリーが沢山、実を付けたらジャムを作ろうと考えて2株種類違いの苗木を植えたのだが、数年以上経ってもあまり多くの実がならない。樹形も大きくならない。日当たりが悪いのが原因か。土壌は酸性土を好むのでピートモスを入れてやろうと思っているのだが、近ごろなぜか、ホームセンターの園芸コーナーからピートモスが姿を消して見つからない。ブルーベリーの実はそのまま食べても美味しい。
庭の花(園芸品種) ブルーベリー

咲き誇る庭の花(園芸品種) 散り始めたバラ 咲き始めたバラ2011/05/10 22:31

 10日は午後から雨。一昨日には満開を迎えていたピンクのバラが早くもハラハラと舞い落ちた。花の命は短くて。百花無残。美しいものは散り方も美しい。一年に一度の花。秋には実が熟して赤くなり冬には黒くなって落果する。特に利用法も無いようだ。
庭の花 バラ散り初めぬ

 一方、一昨日には、まだニ分咲き程度だったドッグローズが、今日の気温上昇で一気に八分咲き。数十センチの苗をぬれた新聞紙で包み「特急しなの」で安曇野から持ち帰ったのだが、今や5メートルを越えて伸びようとしている。高すぎて先端を切ることもできなくなってしまった。
庭の花 巨大化したドッグローズ満開
 今日、今年初めてヤブ蚊に刺された。昨日は居なかった。今年のヤブ蚊出現日は5月10日である。