amazon.comからkindle DXを輸入2011/02/12 11:50

amazon.comから届いた輸送箱
 1月中旬、amazon.comで「kindle DX」を発注しました。同時にMIGHTY BRIGHTのXTRAFLEX2 CLIP-ON LIGHT FOR KINDLEも注文しました。実は画面保護シートも買物カートに入れたのですが(Add to Cart)発送元が違うことが分ったので取り止めました。

 在庫有り(In Stock)と表示されていたのですぐ発送されるのかと思ったのですが、発注ボタンを押した後の表示は、あれれ、3月初旬から中旬の到着予想ですとは・・・。書籍PDF化処理の準備をまったくしていないので到着が遅くてもまったく問題ないのですが。

 のんびり考えていたら、2月2日のメールで「朗報がある。3月の予定だったが、2月10日到着予定になったよ」との知らせ。更に2月6日のメールで「UPS(米国の郵便・宅配会社)を通じて発送したよ」との連絡。UPSのサイトで配送経過をトレースできるのですが、まだ先の事だとチェックしませんでした。翌朝、いきなり「UPS JAPAN」が自宅に届けに来ました。本当に驚かされました。

 到着後、荷物の移送経過を調べると、4日早朝、ワシントン郊外を出発した荷物は、5日早朝、ケンタッキー州ルイヴィルを通過、同日午前10時半にアラスカ州アンカレッジを飛び立ち、6日朝、関西空港到着・通関、7日朝、手元へ到着。時間表示が米国東部時間かもわかりません。日本時間では14時間ずれて、4日夕出発、6日深夜に関空到着になります。物流の高速化は驚くばかりです。

 話が前後しますが、amazon.comのサイトでkindle DXのページを開くと、「Live Outside the U.S.?」(米国外にお住まいですか?)との表示があります。そこをクリックすると国名を選ぶ窓が開きますのでJapanを選び、説明を読んだ後、輸出専用画面に移動します。注文にはクレジットカードが必要です。また決済通貨はUS$以外にJapanese¥も選べます。CLIP-ON LIGHTを含め3万8千円ほどでした(送料や諸経費が含まれます)。昨年の発売当初に比べ、随分値下げしています。画面表示も随分改良が加えられているようです。

 追記:  2月末に届いたクレジットカードの利用代金明細を見ると、2月4日付で請求されています。ワシントン郊外から発送した日付です。請求金額は1月中旬にホームページで購入ボタンを押したときに確定した円価格です。

kindle DX のパッケージを開けました2011/02/12 18:12

kindle DXの箱を開けた最初の印象
 配送用の箱を開けるとkindleDXの箱とCLIP-ON LIGHTの小箱が出てきました。「kindle DX」の箱を開けました。パッケージはシンプルですっきりしたデザインです。箱の側面には、kindleのシンボルマークのラベルが貼られています。木の下で読書する人のシルエットがマークです。ASSEMBLED IN CHINAのラベルも貼られています。台湾のメーカーに製造委託しており、中国工場で組み立てが行われたことを示しています。ある日本の電子書籍端末も同じメーカーに製造依頼しているようです。

 クッション材も紙を成型して作られていて環境に配慮しているようでスマートです。クッション材に乗ったkindle DXの表面には表面保護のための透明シートが貼られています。そこに、購入後最初にすべきことがかかれています。まず最初に本体下端のマイクロUSB端子とパソコンを付属のUSBケーブルで繋いで充電をします。2番目に本体上端の電源スイッチを右にスライドさせ手を離します。すると画面がリフレッシュされ、使用マニュアルが表示されます。

 充電は2時間10分で終わりました。ランプが黄色から緑色に変われば完了です。マニュアルでは3時間以内に充電は完了すると書かれています。マニュアルは「Kindle DX User's Guide, 4th Edition」との名称で行数が1991行もある詳細なものです。ここで1行は1つの文を意味し1行の終わりはピリオドまでです。紙の書籍で言う1行とは異なります。

 このマニュアルを読みながら「kindle DX」を操作することで、使い方が分ると共にKindle Storeで購入する電子書籍の世界も理解できます。全て英語(米語と言ったほうが正確でしょうか)ですので、相当読解力は必要です。

 特筆すべきは「E ink」社の電子ペーパーの視認性の良さです。文字の美しさは印刷物以上ではないかとまで感じます。電源を切っても、表示状態を保持しつづけます。その能力を生かして、最初にすべき充電操作を表示したまま出荷できるのです。仮に1ヶ月後に購入者が初めて箱を開いても、この注意書きは読めるでしょう。最初、てっきり初期操作の注意書きは透明な保護シートに印刷されているものと思いました。