外人さん大歓迎、大阪市西成区・釜ヶ崎の安宿2011/05/14 14:58

 日雇い労働者の街、大阪市西成区の釜ヶ崎地区を歩く。萩之茶屋1丁目から太子1丁目にかけて国道43号線南側に沿って安宿が立ち並ぶ。かってはドヤ街と言われてみすぼらしかったが、今ではこざっぱりした造りに生まれ変わっている。ドヤは宿をひっくり返した隠語。ドヤ時代は、カイコ棚の寝床が100円というときもあったが、今は個室になって最低1500円ほどになっている。呼び方もビジネスホテル、短縮してビジテルとかに変わった。

 この安宿に目を付けたのが、外国からやってくる貧乏旅行の若者たち。日本人の宿泊者が減っている中、ビジテル側は外国人大歓迎。英語表示を前面に押し出した宿も見かけた。Welcome、room is open、Check in OK、Non smokimkng room、などのちょっとスペルのおかしい言葉も並び、Special Servic (語尾のe が抜けていますよ)、3 day ¥5000 5day ¥8000、Shower room from 8:00 am to 11:00 pm。「貸し出しパソコン有ります」のアピールも忘れない。
外人大歓迎の安宿
中には英語表示だけの宿もあり、日本人は歓迎せずなのか?と思える宿もあった。

 一方で、ホテル代0円とか生活保護相談無料とか表示している宿もあり、ひょっとしてこれ貧困ビジネスじゃないのかと心配になった。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
今年は西暦○○○○年ですか? 全角数字4桁で答えてください。

コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://phototech.asablo.jp/blog/2011/05/14/5862237/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。