改良型裁断機の刃の動き2011/03/30 09:57

 改良型裁断機 868 Model の刃の動きを調べた。
 動画で表現すれば簡単で分りやすいのだが、ブログに動画を添付できないようなので(同一サーバー内で完結しないやり方は後々リンク切れを起こすので避けている)、連続撮影した静止画を9枚並べて示す。
 紙を切断する際の刃の動きを分りやすく表現するため、刃先に赤い電工用絶縁テープを矢印型に切り抜いて貼り付けた。
 写真一番上が裁断レバーを上いっぱいにあげた状態。裁断レバーを下げるに連れ、赤い矢印が右へ移動していく様子がわかる。
改良型裁断機の刃の動き
 撮影の邪魔になるので赤い「受け木」は取り除いてある。写真一番下の時点で本来なら刃は「受け木」に接触している状態。
 刃の水平度を見ると右側(作業者からは奥側)が少し下がっている。刃の動き方をまとめて表現すると、刃全体が水平状態より右側が少し下がり気味の状態で、右側へ移動しながら下へ押し下げられていく。刃物は垂直に押し下げるより、引きながら切り込んでいくほうが良く切れるように思う。
 料理人が使うよく研がれた刺身包丁でも手前に引きながら切っている。引きながら切るという動きは理にかなっているように思う。