今年の「中秋の名月」は9月8日。 あべのハルカス上空の月を撮影2014/09/09 00:27

 旧暦8月15日が今年2014年は9月8日に当る。但し、満月により近いのは9月9日の月らしい。
午後10時56分、あべのハルカスの真上にさしかかった「中秋の名月」をカメラで記録した。
あべのハルカス上空に中秋の名月

 撮影はカメラがNikon D7100、レンズがmicro-nikkor 40mmF2.8。 明暗差の大きい被写体を白飛び・黒つぶれを極力少なく撮影するため、カメラのHDR(ハイダイナミックレンジ)合成という機能を用いている。HDR撮影をすると1回の撮影で露出の異なる画像を2コマ撮影して自動合成するのだ。手持ちでスローシャッター撮影のため、2コマ撮影する間に手で支えたカメラが動き勝ちだ。多めに撮影した中からブレの少ないものを選んだが、夜のHDR撮影では三脚を使った方がベターだった。

嘉納千紗子「INNER MIND」を額装しました2014/09/09 19:03

 展示会(神戸の百人色紙展)で見た嘉納千紗子さんのF4サイズの色紙に描かれた作品は二百数十点の展示作品の中でも力強い自己主張が感じられ初見で気に入り購入しました。

 嘉納千紗子さんは「目に見えない心の奥深くにあるエネルギーを大量のストローを使って表現する彫刻家」だそうですが、今回は絵画の出品です。

 上から押しつぶされて波打ったような朱色のオブジェが中央に浮遊するように存在しています。黄色の背景から浮き上がった彫刻が確かにそこに存在しているかのように強く感じます。また黄色い背景の下からピンクの下地が引っかき傷のように覗いているのも皮膚感覚に痛みを感じさせます。
嘉納千紗子「INNER MIND」を額装しました
 5月に絵を入手して、額縁屋さんに特注で注文していた額縁が2ヶ月半ほど経て届きました。黒い塗装の額縁に灰色マット。マットの切り口は白にしました。

9月、裏庭でタマスダレの花が咲き誇る2014/09/14 22:22

 50年以上前に裏庭の片隅に植えたタマスダレの花が分布域を勝手に広げ咲き誇っている。8月下旬から咲き始め9月初旬から開花の最盛期を迎えている。
9月に入って裏庭ではタマスダレが咲き誇る

9月に入って裏庭ではタマスダレの花が咲き誇っている

9月に入って裏庭ではタマスダレの花が最盛期

中南米の原産でヒガンバナ科タマスダレ属の植物。明治時代初めに観賞用植物として日本に入ってきた。園芸植物として鉢植えや庭に直植えされる。繁殖力が強く地中の鱗茎が分離して、また種子でも増えていく。

9月も中旬、ニラの花が裏庭で満開状態2014/09/16 18:52

9月に入って咲き始めたニラの花が中旬になって満開に近い。10年ほど前、ハーブのつもりで買ってきた苗が、成長すると独特の臭いからニラであることが分った。放置しておくと種がこぼれてどんどん生育場所を拡大した。
ニラの花が満開

花の直径は12~13mmと小さいが、花茎の先端に20個ほどの花を密集してつける。花弁が6枚に見えるがその内3枚は苞が変化したもの。雄しべは6本、子房は3室に分かれている。
満開のニラの花。多数の小さい白花を花序につける。

9月になると地面から花茎を伸ばし先端に白い小花を多数つけるが、先端部の形状を散形花序と呼ぶ。
満開のニラの花。種がこぼれて勝手に繁殖範囲を広げている。

小さなニラの花にはヤマトシジミのような小さな蝶がお似合いだ。
小さなニラの花には小さなヤマトシジミが吸蜜に訪れる。

ニラは時々刈り取って炒め物にして食している。

季節の変わり目 コオロギとヒヨドリの初鳴き2014/09/29 21:50

 ヒヨドリの鳴き声が聞こえたのは一昨日の9月27日。28日には表庭の樹木に止ってくずったような声を出している姿を見た。昨日28日からはコオロギが裏庭で泣き出した。虫の鳴き声は秋の訪れがいよいよ確実なものだと感じさせる。今日29日夜、コオロギの鳴き声が2階の部屋まで届く。その声は寂寥感を運んでくる。