一眼レフデジタルカメラの新潮流は ― 2007/08/21 23:12
8月20日、C社から、「40D」が発表された。8月31日発売予定。
現行機種、「30D」に比べ、連写速度が5コマ/秒から6.5コマ/秒に上がっている。画素数は「30D」の820万画素から、1010万画素の自社新規開発APS-Cサイズ(22.2mm×14.8mm、対角26.68mm、35mmフィルム換算でレンズ焦点距離が1.6倍)CMOSイメージセンサーを使うことで、スペックアップしている。高ISO感度でも低ノイズを謳っている。
連写速度が上がって、画素数が増加して、写真の質と直接結びつくとは思えないが、これらのスペックに購買層の関心が一番高いので、メーカーが開発を競うのも止むを得ないか。
同じ8月20日、大手メーカーS社から、APS-Cサイズ(C社より少し大きい対角28.40mm)で1247万画素のCMOSイメージセンサー「IMX021」を製品化したとの発表があった。このセンサーは10.39フレーム/秒(12bit)読み出し速度を実現している。回路配置の工夫などでノイズの低減にも成功している。C社の発表にぶつける形でS社が発表したことが興味深い。
S社は自社での使用と共にカメラメーカーへの積極販売も予定している。カメラメーカーN社は、S社のイメージセンサーを最初に使ってきたメーカーとして知られる。S社発表の時点でN社はすでに、「IMX021」を使用したハイアマチュア用というかプロサブ用というクラスのカメラに組み込んだ製品を開発ずみと見たほうがいいのではないだろうか。そのスペックは、APS-Cサイズ(35mmフィルム換算でレンズ焦点距離1.5倍)で有効1247万画素、10コマ/秒連写、高ISOでも低ノイズと、C社の新製品を大幅に凌駕する製品ではないかと想像を膨らませるのだが・・・・・。
S社は今や一眼レフデジタルカメラメーカーである。自社で「IMX021」を組み込んだ一眼レフデジタルカメラの新製品を発表する可能性も当然ある。
デジタルカメラウォッチャーとしては、今後の展開に注目している。
現行機種、「30D」に比べ、連写速度が5コマ/秒から6.5コマ/秒に上がっている。画素数は「30D」の820万画素から、1010万画素の自社新規開発APS-Cサイズ(22.2mm×14.8mm、対角26.68mm、35mmフィルム換算でレンズ焦点距離が1.6倍)CMOSイメージセンサーを使うことで、スペックアップしている。高ISO感度でも低ノイズを謳っている。
連写速度が上がって、画素数が増加して、写真の質と直接結びつくとは思えないが、これらのスペックに購買層の関心が一番高いので、メーカーが開発を競うのも止むを得ないか。
同じ8月20日、大手メーカーS社から、APS-Cサイズ(C社より少し大きい対角28.40mm)で1247万画素のCMOSイメージセンサー「IMX021」を製品化したとの発表があった。このセンサーは10.39フレーム/秒(12bit)読み出し速度を実現している。回路配置の工夫などでノイズの低減にも成功している。C社の発表にぶつける形でS社が発表したことが興味深い。
S社は自社での使用と共にカメラメーカーへの積極販売も予定している。カメラメーカーN社は、S社のイメージセンサーを最初に使ってきたメーカーとして知られる。S社発表の時点でN社はすでに、「IMX021」を使用したハイアマチュア用というかプロサブ用というクラスのカメラに組み込んだ製品を開発ずみと見たほうがいいのではないだろうか。そのスペックは、APS-Cサイズ(35mmフィルム換算でレンズ焦点距離1.5倍)で有効1247万画素、10コマ/秒連写、高ISOでも低ノイズと、C社の新製品を大幅に凌駕する製品ではないかと想像を膨らませるのだが・・・・・。
S社は今や一眼レフデジタルカメラメーカーである。自社で「IMX021」を組み込んだ一眼レフデジタルカメラの新製品を発表する可能性も当然ある。
デジタルカメラウォッチャーとしては、今後の展開に注目している。
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