今朝、庭にメジロの集団が来た2006/01/07 00:13

庭に来たメジロ
 今朝、庭に用事で出るとメジロにばったり出会ってしまいました。メジロの集団です。葉が全て落ちて僅かに実が残るザクロの木に5羽が群がっていました。慌ててカメラを取りに部屋に戻りましたが、殆ど飛び去って最後の一羽がやっと写せました。
 メジロは春先に一羽か二羽がやってきますが、真冬に集団で来たのは初めて見ました。

 午後、自宅裏の公園にデジスコ(コンパクトデジカメ+フィールドスコープ)を持って出かけました。小さな池があるのですが、カワセミが居るんじゃないかと思いついて出かけたのです。バードウォッチングや野鳥撮影に人が来るような場所ではないのです。予想通りすぐ見つけました。今まで、カワセミを撮影に随分遠くまで出かけていたのです。自宅裏の公園にいたとは。

 大都会の中心でも結構野鳥は居るものです。

デジカメの鏡筒を黒く塗装2006/01/14 17:10

塗装前と塗装後
 メインに使っているデジスコシステムは、フィールドスコープがEDⅢ、コンパクトデジカメがCoolpix5900ですが、E5900の鏡筒(レンズ部)は、金属光沢でピカピカに輝いています。デジスコにとって鏡筒の輝きは、甚だ都合が悪いのです。デジカメのレンズ鏡筒は接続アダプターFSB-1の中でフィールドスコープの接眼レンズと向かい合っている状態ですが、接眼レンズからの光束は、デジカメレンズ周囲の鏡筒部にも広く照射されます。金属光沢部を照らした光はFSB-1の中で反射を繰り返します。写真画像の暗部に乱反射した光があたり、結果的にコントラストの低い眠い調子の画像になってしまいます。

 今回、FSB-1内部のフレア防止のために取った対策は
(1)FSB-1内側に植毛布を貼る。植毛布は、カメラ修理用品として手に入ります。昔のカメラの内部には反射防止目的で必ず貼り付けられていました。
(2)デジカメE5900のレンズ鏡筒を無反射黒塗料で塗装する。カメラに塗装すると転売が不可能になってしまいますが、使い尽くす覚悟で踏み切りました。模型用の塗装用品が手ごろです。

 その結果は、驚くほどコントラストが高くクリアーで彩度も高い画像に変わり驚きました。デジスコシステムを1台のカメラと考えたら当然しなければならない対策です。

デジカメ用液晶フード固定枠を作る2006/01/14 22:02

液晶フード固定目的でアクリル角柱を液晶周りに貼る
 デジスコ用デジカメはE5900を使っていますが、ルーペ付き液晶フード「ケンコーデジタルウィンドウDW-46」が固定されていないので正位置からずれる可能性がありました。実際常にずれていました。

 固定用の枠を2mm角のアクリル角柱で作りました。E5900の液晶枠の上に4本のアクリル棒を両面テープで貼り付けました。DW-46の内寸とアクリル枠の外側の寸法がぴったりなので、高さが2mmでもしっかり食いつきまったくずれなくなりました。快適です。

 2mm角のアクリル角柱は1mが50円ほどです。両面テープはニトムズ社の強力多用途両面テープT283を使いました。これは15mm×10mで400円です。

メジロの群れが再来2006/01/18 18:10

ザクロの木にやってきたメジロ
 1月16日、再びメジロの群れが庭にやってきた。まだ実が残るザクロの枝に止まって実を啄ばんだ。直後にヒヨドリが鋭い声を立てて飛び込んできた。メジロたちは逃げるように飛び去った。
 鳥の心は読めないが、我家の庭を縄張りと考えるヒヨドリが、メジロの侵入を許さず追い払ったと見えた。ヒヨドリもザクロの実を一粒食べたがあまり美味しくないのかすぐ飛び去った。
 自分にとって必要性が少ないのに縄張りへの侵入は許さないとは鳥の世界もえげつないなあ・・・・

ブラケットFSB-1周辺の改良2006/01/18 19:33

FSB-1周辺の各種改良点
 フィールドスコープの接眼レンズとデジカメE5900またはE7900とを接続するニコンビジョン製の部品がFSB-1で、簡単にデジスコシステムが完成するようになっている。フィールドスコープとデジカメをFSB-1で接続すると超望遠撮影が可能なデジスコシステム(ニコンビジョンではデジスコーピングと呼ぶ)が一応完成するが、さらに使いやすく、高性能な画質にするために色々手を加えている。

 1)先日書いたようにFSB-1内部の乱反射防止のためにデジカメ鏡筒の黒塗装と鏡筒内部に植毛布を貼ったのもクリアーな画質にするための手段だが、それ以外にも色々手を尽くしている。

 2)シャッターを切った際のブレを防ぐため、エアーレリーズを使っている。ゴムの球を握ると、内部の空気が圧縮されチューブ内を圧縮された空気が伝わり端子の棒を押し下げる。一般的なケーブルレリーズよりは手の動作がカメラに伝わりにくい。

 3)FSB-1は、デジカメE5900の三脚座にネジを締めて固定する仕様になっているが、下から一箇所で留めているので平行性の確保と光軸の一致の2点で多少信頼感が薄い。デジカメ底部をネジできつく締めた状態では最広角側で左上が多少暗くなる。フィールドスコープの光軸とデジカメの光軸が一致していない証拠だ。
 FSB-1の後部にデジカメを押し当てて見るとFSB-1の筒とデジカメ鏡筒の間に1mm程度の遊びがあり、上下左右に動かせる。両方の中心をぴったり合わせるためにとった対策はFSB-1の筒後方の内部にテープを貼り付けて両者のサイズをぴったり合わせることにした。筒後方はゴムになっている。ここに貼ったテープは写真関係でよく使われている通称パーマセルテープ(米国製)。無反射黒色の紙製ではがしても糊残りが無い。これを5ミリほどの幅に切って内部に5重に巻いた。1周の長さは直径×πで計算する。5重に巻くとぴったりデジカメの鏡筒基部が吸い付くサイズになる。
 三脚座をきつく締めるとせっかく中心を合わせたのに違った方向にひっぱられるので、落下防止目的だけのため、ゆるゆるにしておく。液晶ビューワDW-46のシリコンゴム輪がFSB-1とデジカメを垂直に押し付けているのも落下防止に役立っている。
 この簡単な対策で広角側でのケラレが特定の角に発生する現象はなくなった。光軸が一致したのか、周辺部で木の枝など細い棒状の被写体の周囲に発生していた色ずれも消えた。

 4)照準器に使っているビクセンのドットファインダーはダイヤルの回転で明るさ調節とスイッチを兼ねているが、スイッチを切らずに放置して電池をすぐ消耗させる。改造してスイッチ機能を外部に取り出す手段もあるが、ダイヤルの上部に0位置(電源OFF)を示す白い線を修正液で書いた。これだけでスイッチの切り忘れを防ぐ効果が上がった。

 5)FSB-1のレリーズ受け口近くに振動吸収材として有名な青色のソルボセインを貼ったが効果は未知数。