デジカメの鏡筒を黒く塗装2006/01/14 17:10

塗装前と塗装後
 メインに使っているデジスコシステムは、フィールドスコープがEDⅢ、コンパクトデジカメがCoolpix5900ですが、E5900の鏡筒(レンズ部)は、金属光沢でピカピカに輝いています。デジスコにとって鏡筒の輝きは、甚だ都合が悪いのです。デジカメのレンズ鏡筒は接続アダプターFSB-1の中でフィールドスコープの接眼レンズと向かい合っている状態ですが、接眼レンズからの光束は、デジカメレンズ周囲の鏡筒部にも広く照射されます。金属光沢部を照らした光はFSB-1の中で反射を繰り返します。写真画像の暗部に乱反射した光があたり、結果的にコントラストの低い眠い調子の画像になってしまいます。

 今回、FSB-1内部のフレア防止のために取った対策は
(1)FSB-1内側に植毛布を貼る。植毛布は、カメラ修理用品として手に入ります。昔のカメラの内部には反射防止目的で必ず貼り付けられていました。
(2)デジカメE5900のレンズ鏡筒を無反射黒塗料で塗装する。カメラに塗装すると転売が不可能になってしまいますが、使い尽くす覚悟で踏み切りました。模型用の塗装用品が手ごろです。

 その結果は、驚くほどコントラストが高くクリアーで彩度も高い画像に変わり驚きました。デジスコシステムを1台のカメラと考えたら当然しなければならない対策です。

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