ロシアの古都スーズダリを歩く(7)スパソ・エフフィミエフ修道院内部を見学2011/11/25 17:05

 昨日はスパソ・エフフィミエフ修道院の外周をぐるっと回った段階で夕刻になり、内部の見学を果たさないままホテルに戻った。今日1日は修道院の「城壁内」を見学に行く。
 タルゴーヴァヤ広場のお祭り見物で午前中を使ってしまった。急いでレーニン通りを北へ歩く。素敵な民家を見つけるとまた撮影。家屋番号87のこの建物はДом купца Бибанова(古の商人ビバノフの住居)である。石造りの一階の上に木造の二階を載せている。この構造の古い民家がいくつか現存する。
1日、スーズダリの昔の商人ビバノフの家

 民家でも昔の豪商の家となると窓枠の木彫飾りも緻密で凝った作りだ。://suzdal.org.ru/Arhitect/dom_bibanova.htmによると農産物を商っていたビバノフのこの住居は、19世紀はじめに建築された。建築後200年ほど経っていることになる。
商人ビバノフの家の窓枠飾りが見事

 モダーンなデザインに写欲を刺激されて撮影。建築史的には値打ちが無いのか、。://suzdal.org.ru/Arhitect/suzdal_grajdanka.htmには載っていない。色使いが良い。薄いコバルトブルーに白い窓枠が素敵だ。
ロシア・スーズダリの民家建築

 スパソ・エフフィミエフ修道院の入口に着いた。修道院は昨日見たように周囲を高い城壁で囲まれ塀の要所に塔が12個建っている。その中で最大の塔がこの正面入口である。
スパソ・エフフィミエフ修道院入場塔

 塔の下のゲートにВЫХОД(入口)があり、扉を開けて入ったところで見学券を購入する。
スパソ・エフフィミエフ修道院入口

 すべての展示館を見学するための料金は300ルーブル(下の切符)。スーズダリの全展示撮影券が100ルーブル(上の切符)だった。併せて400ルーブル支払う。
 ウラジーミルとスーズダリで古寺院や旧跡を見学してきたが、この時まで外観を見るだけで内部に入らなかったので見学切符を初めて購入した。
スーズダリ地区の博物館施設入場券

 ゲートを抜けたところに2軒のカフェと別にトイレ棟があった。ТУАЛЕТ WCとロシア語に英語が併記されていた。ロシアで英語の表記は珍しい。欧米人の見学者が多いのだろう。男性がМ、女性がЖと表示されていることが多いのだが、ここは紳士と淑女の絵が描かれている。
スパソ・エフフィミエフ修道院内のトイレ

 ゲートを抜けたところに立っていた案内看板。修道院内施設の場所と名前が詳しく示されている。これと同じ内容のチラシかリーフレットが置いてあれば助かるのだが無い。カメラの3インチ液晶で見るのでは小さすぎる。10インチのタブレットPCで撮影すればチラシ代わりになりそうだが、リュックから取り出すのが面倒でやらなかった。
スパソ・エフフィミエフ修道院の案内図

 すぐに第2ゲートと言うべき建物が現れる。上の案内図の②に相当するНадвратная Благовещенская церковь (門の上の聖母教会)である。教会の下のトンネルを抜けて修道院の本丸に入る。
スパソ・エフフィミエフ修道院内の門上の聖母教会

コメント

_ NY ― 2013/02/27 21:43

突然のご連絡失礼致します。
私は児童向けの書籍を制作しております○○のNと申します。
今、私どもでは児童むけの「△△△住まい◇◇◇」を制作しております。
つきまして、こちらのホームページを拝見させていただき、是非お写真をお借りして掲載させていただきたいと思いご連絡差し上げました。

_ photo ― 2013/02/27 21:53

 児童書への掲載でしたらどうぞお使い下さい。

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
今年は西暦○○○○年ですか? 全角数字4桁で答えてください。

コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://phototech.asablo.jp/blog/2011/11/25/6215656/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。