ED82の重心を支える2006/02/19 23:05

ED82後部を支える
 1月にニコンのフィールドスコープED82を新規購入した。今まで使っていたEDⅢに比べ対物レンズの直径が1.37倍になるので、明るさが1.87倍になる。カメラ的表現では一絞り弱明るくなる。デジスコにとっては利点が大きい。レンズが明くるくなるとオートフォーカスが望遠側でも正常に作動する可能性が高まる。従来使ってきたEDⅢでは、40XW接眼レンズを使うと望遠側でAFが誤作動してピンぼけの山を築いていた。

 重たくなる、値段が高い、ピントが浅くなるのは欠点とされるが、ピントの浅いのは写真のねらいが強調されてむしろ長所だと考える。

 ED82はEDⅢに比べて重心が三脚座付近にあるが、カメラを取り付けると重心がずれてしまう。ED82の後部をサポートする工作をした。後部を下から支えたいのだが後部は曲面で更に傾斜もしているので支柱を立てにくい。そこでED82の後部にエポキシパテ金属用を使って平らな台座を作った。固まると金属のようになり原状回復は無理。

 雲台はスリックのフィールドバランスだがクイックシューの上にL型のアルミ材を重ねて写真のような工作をした。3ケ所をネジで止めているがすべて1/4W(20山)のインチネジを使っている。三脚座のネジ山と同じ規格で統一している。バネワッシャを入れて3ヶ所できつく止めているので振り回してもびくともしない。

 アルミ材は黒く塗装している。その上の白いテープは、カメラを取り付けた際の重心位置を示す。E5900の場合とC5060WZの場合の重心を示す。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
今年は西暦○○○○年ですか? 全角数字4桁で答えてください。

コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://phototech.asablo.jp/blog/2006/02/19/260473/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。