ヘルシンキへ到着2011/10/07 17:52

 海外旅行記をネットで見ると、まず、機内の様子が語られる。飛行機で行くに決まっているのだから、機中の描写など不要と思うのだが、皆さん、海外へ向かうということで気分が高揚しているのか、機内サービスの様子が紹介される。ご多分に漏れず、私もCA(客室乗務員)や機内食の写真を撮ってしまった。
フィンランド航空の客室乗務員さん
 関空を出て水平飛行に移ると、飲み物のサービスが始まります。
AY078便エコノミーの機内食
 当然ですが、エコノミーの機内食です。フィンエアーの機内食には行きも帰りもそばが付いていました。すべて美味しくいただきました。職業人を卒業してから、ビジネスを利用したことはありません。着陸前に軽食が出ます。
機内で提供されたフィンランドビール
 エコノミークラスでも国際線ではビールが飲めます。フィンランド産のビールです。ワゴンの上にはアップル、トマト、オレンジなどのジュース類だけが並んでいます。ビールやワインはワゴンの中に仕舞われています。
ヘルシンキ空港は暗雲に覆われていた
 午後3時、ヘルシンキ・ヴァンター国際空港へ着きました。上空には重たく暗い雲が厚く垂れ込めています。気分晴れ晴れとはいきません。
ヘルシンキ空港の到着口
 到着後、出口へ向かう乗客たち。このときは気が付かなかったのですが、案内板には6ヶ国語が使われています。日本語、中国語、朝鮮語、英語、フィンランド語、スウェーデン語。
フィンランド語がUlos(ウロス)、スウェーデン語がUt(ウート)。英語とフィンランド語がHelsinki、スウェーデン語がHelsingfors。
 後で知ることになるのですが、ヘルシンキ市内のあらゆる公共表示(バスや電車の停留所名、通り名、道路標識など)が1行目にフィンランド語、2行目にスウェーデン語で表示されているようなのです。同じ場所を示すフィンランド語とスウェーデン語の綴りと発音がまるで違う例が結構多いのです。バス停名など同じ場所を示す固有名詞が両国語でまるで違うのには、どんな事情があってそうなっているのでしょうか。普通名詞、動詞、形容詞などが異なるのは違う言語なので当然ですが、固有名詞は似た綴りと発音になると思うのですが。