放射能汚染牛の流通、広がる一方 ― 2011/07/19 10:58
18日のasahi.comによると「18日、福島、山形、新潟の各県は、農家から汚染わらが見つかり、計12戸から牛計505頭が出荷されたとそれぞれ発表した。これまでに判明した出荷総数は計648頭となった。」
「福島県によると、新たに汚染わらの使用が分かった農家は郡山市の2戸、二本松市、本宮市、須賀川市、白河市と会津坂下町の各1戸。7戸から計411頭が東京都や兵庫県など6都県に出荷されていた。 」
このうち須賀川市の大規模畜産業者が肉牛に与えていた放射能汚染稲わらは宮城県栗原市の仲介業者から仕入れていた。栗原市の業者がどこの農家から稲わらを仕入れたかは記事に書かれていない。
放射能汚染稲わらを与えられた肉牛が出荷され、食肉として流通した問題で出荷元が福島県以外に山形県、新潟県と広がり、稲わらの放射能汚染は宮城県北部でも確認されている。
原発事故後、国民に真っ先に公表しなければならない情報は、水素爆発時の気象データに基づく放射能拡散マップだったのに出し渋りを続けた。原発事故を小さく見せようと情報操作を続けた東電と原子力安全・保安院。その意図を知ってか知らずか彼らの広報宣伝役を延々と続けたテレビ媒体(特に“公共放送”)を中心とするマスコミの責任は重い。
このうち須賀川市の大規模畜産業者が肉牛に与えていた放射能汚染稲わらは宮城県栗原市の仲介業者から仕入れていた。栗原市の業者がどこの農家から稲わらを仕入れたかは記事に書かれていない。
放射能汚染稲わらを与えられた肉牛が出荷され、食肉として流通した問題で出荷元が福島県以外に山形県、新潟県と広がり、稲わらの放射能汚染は宮城県北部でも確認されている。
原発事故後、国民に真っ先に公表しなければならない情報は、水素爆発時の気象データに基づく放射能拡散マップだったのに出し渋りを続けた。原発事故を小さく見せようと情報操作を続けた東電と原子力安全・保安院。その意図を知ってか知らずか彼らの広報宣伝役を延々と続けたテレビ媒体(特に“公共放送”)を中心とするマスコミの責任は重い。
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