青い鳥、降臨 ― 2020/11/02 07:54
難波の都に舞い降りた青い鳥。
天竺から難波の都にやってきた鳥は
難波の民に幸せをもたらす青い鳥だったのですね。
天竺から難波の都にやってきた鳥は
難波の民に幸せをもたらす青い鳥だったのですね。
大阪市廃止の是非を問う住民投票 ― 2020/10/25 22:56
羊羹(ようかん)を四つに切り分けたら、多少の大きい小さいは出ますがどれを食べても味は同じ甘さのはずです。
しかし、大阪市を四つに切り分けたら、多少の大小が生じるだけで、どの特別区も大阪市の住民と同じ暮らしができるのでしょうか?
羊羹を四つに切り分けるとき、羊羹から砂糖を抜き取られたら、切り分けられた羊羹の味は甘さが足りない、羊羹と思えないものになります。
大阪市を廃止して、四つの区に分割する際に、住民の暮らしの質に影響する財源を大きく抜き取られるようなのです。そうなれば甘くない羊羹を市民は食べ続けなければならないことになります。
大阪市のウエブサイトから大阪市の市税収入一覧表を取り出しました。
一覧表を見てください。最新の平成30年度の調停済金額を見ます。
総計7487億円、100.0%
法人市民税1398億円、18.7%
個人特別徴収市民税1514億円、20.2%
個人普通徴収市民税553億円、7.4%
固定資産税2852億円、38.1%
軽自動車税20億円、0.3%
市たばこ税289億円、3.9%
入湯税0億円、0.0%
事業所税278億円、3.7%
都市計画税582億円、7.8%
市税収入は大阪市民が納める税金です。大阪市民のために100%使われるべきです。
ところが、大阪市民が暮らすことになる特別区に残されるのは個人市民税(20.2%+7.4%)27.6%と軽自動車税0.3%、市たばこ税3.9%、入湯税0.0%だけになるのです。合計31.8%だけしか自由に使える金額は残りません。
事業所税3.7%と都市計画税7.8%、合計11.5%は問答無用で大阪府に没収されます。
法人市民税18.7%と固定資産税38.1%の合計56.8%は大阪府に取り上げられ、その中から旧大阪市民のためにどれだけ使うかは協議の上でとのこと。
市税収入の半分近い45.8%を占める金額の最も大きい固定資産税+都市計画税は大阪市内に土地や建物を所有していれば支払う通常「固定資産税」と呼ぶ税です。地価の高さを反映して高額になる固定資産税による市税収入は大阪市民のために多方面に使われています。不動産を所有していなくても大阪市民であれば様々な住民サービスに使われ恩恵を受けています。
固定資産税はあらゆる市、町、村が独自収入として自由に使っています。固定資産税を自由に使えない特別区なる存在は町や村に及ばない組織です。
市税収入だけを見ても、これだけ市民が不利益を被る大阪市廃止に大阪市民は賛成するのでしょうか。
大阪市のホームページにちょっと古い(平成24年)統計ですが、グラフで分かりやすく市税収入を説明したページがありました。
この棒グラフを見ても大阪市の市税収入に占めるピンク色の固定資産税・都市計画税の大きさが分かります。その次が法人市民税でしたが、企業が本社を大阪から東京へ移す動きが続いて減少傾向が見られます。水色の個人市民税が大阪市は他の政令指定都市に比べて少ないのが特徴です。個人市民税が低い理由は大阪市民の個人所得が他の都市と比べて低いからです。それを補う市税収入が固定資産税・都市計画税と法人市民税だったのです。もし、その虎の子の固定資産税・都市計画税や法人市民税を失ったら、大阪府下の他の市町村の住民より手厚い住民サービス(府内で一番安い水道料金、ごみ出し無料、などなど)を従来のように続けることは難しくなります。
しかし、大阪市を四つに切り分けたら、多少の大小が生じるだけで、どの特別区も大阪市の住民と同じ暮らしができるのでしょうか?
羊羹を四つに切り分けるとき、羊羹から砂糖を抜き取られたら、切り分けられた羊羹の味は甘さが足りない、羊羹と思えないものになります。
大阪市を廃止して、四つの区に分割する際に、住民の暮らしの質に影響する財源を大きく抜き取られるようなのです。そうなれば甘くない羊羹を市民は食べ続けなければならないことになります。
大阪市のウエブサイトから大阪市の市税収入一覧表を取り出しました。
一覧表を見てください。最新の平成30年度の調停済金額を見ます。
総計7487億円、100.0%
法人市民税1398億円、18.7%
個人特別徴収市民税1514億円、20.2%
個人普通徴収市民税553億円、7.4%
固定資産税2852億円、38.1%
軽自動車税20億円、0.3%
市たばこ税289億円、3.9%
入湯税0億円、0.0%
事業所税278億円、3.7%
都市計画税582億円、7.8%
市税収入は大阪市民が納める税金です。大阪市民のために100%使われるべきです。
ところが、大阪市民が暮らすことになる特別区に残されるのは個人市民税(20.2%+7.4%)27.6%と軽自動車税0.3%、市たばこ税3.9%、入湯税0.0%だけになるのです。合計31.8%だけしか自由に使える金額は残りません。
事業所税3.7%と都市計画税7.8%、合計11.5%は問答無用で大阪府に没収されます。
法人市民税18.7%と固定資産税38.1%の合計56.8%は大阪府に取り上げられ、その中から旧大阪市民のためにどれだけ使うかは協議の上でとのこと。
市税収入の半分近い45.8%を占める金額の最も大きい固定資産税+都市計画税は大阪市内に土地や建物を所有していれば支払う通常「固定資産税」と呼ぶ税です。地価の高さを反映して高額になる固定資産税による市税収入は大阪市民のために多方面に使われています。不動産を所有していなくても大阪市民であれば様々な住民サービスに使われ恩恵を受けています。
固定資産税はあらゆる市、町、村が独自収入として自由に使っています。固定資産税を自由に使えない特別区なる存在は町や村に及ばない組織です。
市税収入だけを見ても、これだけ市民が不利益を被る大阪市廃止に大阪市民は賛成するのでしょうか。
大阪市のホームページにちょっと古い(平成24年)統計ですが、グラフで分かりやすく市税収入を説明したページがありました。
この棒グラフを見ても大阪市の市税収入に占めるピンク色の固定資産税・都市計画税の大きさが分かります。その次が法人市民税でしたが、企業が本社を大阪から東京へ移す動きが続いて減少傾向が見られます。水色の個人市民税が大阪市は他の政令指定都市に比べて少ないのが特徴です。個人市民税が低い理由は大阪市民の個人所得が他の都市と比べて低いからです。それを補う市税収入が固定資産税・都市計画税と法人市民税だったのです。もし、その虎の子の固定資産税・都市計画税や法人市民税を失ったら、大阪府下の他の市町村の住民より手厚い住民サービス(府内で一番安い水道料金、ごみ出し無料、などなど)を従来のように続けることは難しくなります。
大阪市民の皆さん、大阪市廃止に賛成?反対? ― 2020/10/16 16:20
最接近した火星をデジスコで撮ってみた ― 2018/08/01 17:22
火星が地球に最も近づいたとニュースで知り、7月30日夜、手持ちの機材で火星の撮影に挑戦した。超望遠撮影ができるコンパクトデジカメNikon P900(f=357mm、35mm判の2000mm相当)を三脚に乗せて持ち出したが、AFが微小すぎる被写体に正常に働かない。
次にデジスコ(フィールドスコープ=地上望遠鏡の接眼部にコンパクトデジカメを当てて超拡大写真を撮るシステム)を持ち出した。私のデジスコはNikonの口径82mmのスコープにNikonのコンパクトミラーレス機1V1=10mm~30mmズーム付を組み合わせたもので撮影画像は35mmフィルムカメラの2430mm相当になる。
デジスコシステムはAFもスムーズに働く。露出もマニュアルで1/60、F6.3、ISO100と切り詰める。1V1は無振動撮影ができるので、ブレも無い。しかし2430mm相当では力不足。火星は最接近とは言え、天体望遠鏡が必要な撮影対象だった。
撮影画像は3872×2592pixだが、中心部を等倍で450×300pix切出した。火星は直径35pixelの大きさに写っている。ただ赤い天体ということはわかるが火星表面の模様はまったく判別できない。
台風一過で雲一つない澄み切った絶好の気象条件だったが機材の限界を知った。
日没後、ハルカス300展望台から神戸空港を見た ― 2018/02/06 16:24
ハルカス300展望台から見た関西国際空港 ― 2018/02/06 15:41
ハルカス300展望台から京都方面を見る ― 2018/02/06 00:59
視程40キロメートル、風速6mと視界良好な2月4日、ハルカス300展望台に上った。
北北東の京都方向を見ると、摂津の山波よりずっと高い雪を被った山並みが目に飛び込んできた。
手前にそびえるタワーマンション3棟は、守口市大日東町に建つ「サンマークスだいにちサンタワーレジデンス」。
ハルカスとタワーマンションを結んだ延長線上にあるのは滋賀県の比良山系。最高峰は武奈ヶ岳1214m。ハルカスから武奈ヶ岳まで77キロメートル。 NikonP900 1/1250 F5 ISO100 f=107mm(600mm相当)
少し右手、京都市方向を見ると京都タワーが見える。京都で唯一の特異なデザインのタワーなので間違いない。ハルカスから京都タワーまでの距離は44キロメートル。
京都タワーの背後の山波は比叡山と思われる。 NikonP900 1/1250 F5.6 ISO100 f=152mm(850mm相当)
北北東の京都方向を見ると、摂津の山波よりずっと高い雪を被った山並みが目に飛び込んできた。
手前にそびえるタワーマンション3棟は、守口市大日東町に建つ「サンマークスだいにちサンタワーレジデンス」。
ハルカスとタワーマンションを結んだ延長線上にあるのは滋賀県の比良山系。最高峰は武奈ヶ岳1214m。ハルカスから武奈ヶ岳まで77キロメートル。 NikonP900 1/1250 F5 ISO100 f=107mm(600mm相当)
少し右手、京都市方向を見ると京都タワーが見える。京都で唯一の特異なデザインのタワーなので間違いない。ハルカスから京都タワーまでの距離は44キロメートル。
京都タワーの背後の山波は比叡山と思われる。 NikonP900 1/1250 F5.6 ISO100 f=152mm(850mm相当)
皆既月食 ― 2018/01/31 23:52
1月31日、皆既月食を写真撮影した。ネオン輝く都心で天体撮影は困難だが、月と太陽だけは撮影も可能だ。
午後8時50分、東の空で輝く満月の左下が欠け始めた。
Nikon P900 1/500 F6.5 ISO400 f=357mm (2000mm相当)
午後9時18分、満月のほぼ半分が欠けた状態。
Nikon P900 1/200 F6.5 ISO400 f=357mm (2000mm相当)
更に月が欠けると、コンパクトデジタルカメラではオートフォーカスが合わせずらくなって来た。月が完全に地球の影に隠れた皆既月食状態では暗すぎてコンパクトデジタルカメラでは撮影が難しい。一眼レフカメラに切り替える。
午後10時13分、皆既月食に入り、赤みを帯びた薄暗い月を写す。
Nikon D500 + Nikkor 500mmF4G 1/30 F4 ISO12800 f=500mm (750mm相当) トリミング有り
この後、厚い雲に覆われ月はまったく見えなくなった。
午後8時50分、東の空で輝く満月の左下が欠け始めた。
Nikon P900 1/500 F6.5 ISO400 f=357mm (2000mm相当)
午後9時18分、満月のほぼ半分が欠けた状態。
Nikon P900 1/200 F6.5 ISO400 f=357mm (2000mm相当)
更に月が欠けると、コンパクトデジタルカメラではオートフォーカスが合わせずらくなって来た。月が完全に地球の影に隠れた皆既月食状態では暗すぎてコンパクトデジタルカメラでは撮影が難しい。一眼レフカメラに切り替える。
午後10時13分、皆既月食に入り、赤みを帯びた薄暗い月を写す。
Nikon D500 + Nikkor 500mmF4G 1/30 F4 ISO12800 f=500mm (750mm相当) トリミング有り
この後、厚い雲に覆われ月はまったく見えなくなった。
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